(これオマエがやったのか?)

そう腕男がはなしかけてきた そこには ボスの死体 ばらばらに飛んでる手や足

後男が指差してるところに ぐったりとかべにもたれかけて死んでる 男

(こいつがオ、リーコだ)

腕男はそういった 見たところ誰かに撃たれた後は無い

ただ 頭から血を流して死んでる 何かに強く殴られたみたいだ

想像がなんとなく 頭をめぐった とにかくわかってる状況と 起きたことを腕男に説明した

(なるほど ならあんたがその手榴弾男を撃ち殺して たぶん真下に落ちた手榴弾で

オ、リーコを巻き込んで殺したんだろうな)

なるほど、それなら合点がいく ばらばらに吹き飛んだ死体は手榴弾の直撃で

オリーコは爆風で吹き飛ばされ 壁に頭を強打して即死か

ボスはオリーコに撃たれたか スナイパーに狙撃されたか

(なんにしても大手柄だな)

腕男に肩をたたかれた ようやく実感が沸いてくる

こんなに人にもてはやされたのは ゲームやってたとき以来である

(やはり、オレは天才なんだ オレはこの世界でも通用するんだ)

クローキーは確信した これこそがオレが生きる道だと

涙目で走り続けると 見覚えのある顔が見えてきた

最初に話しかけた奴だ

(どうなった?)

そいつが話しかけてきたが とても声が出ない てか怖い

無視して空港に走り去ろうとすると

(おい!落ち着け 一体どうなったんだ 戦況を教えるんだ)

そいつはオレの手をひっぱり 力強く引き寄せると オレに言い寄った

(なんだ?帰っていくぞ??)

今オレが居る場所は 目の前にT55戦車が横付けにしてあり 弾が飛んでこない

安全地帯 になっていた 撃ちあいに応じる部隊はT55から少しでて撃ち込み

また戻るといった 膠着状態を繰り返していた

だがむこうの撃ち込みが終わり どんどん部隊が帰っていってるようだ

(何が起きたんだ??)

オレの腕をひっぱってたやつが 恐る恐る ゆっくりと前線へむかう

すると

(おお、オ、リーコが死んでるぞー)

おおおおおおお 一気に喚起の声があたりにこだました

ここにいた 仲間は全員 両手をあげて喜び 抱き合って喜び合う姿もあった

かなりの大物?を倒したことは間違いないようだ

(おーいアメリカ人きてくれー)

さっき腕をつかんでた男が手招きする 近くで抱き合ってた屈強な男がオレの背中をどん

とたたくと いってこい 的な合図を目で送ってきた

言われたとうり前に向かうと さっき爆風が起きてた通用口の外側に 腕をひっぱったおとこ(以降腕男)

がたっていた


ちっ

ボスが手榴弾のピンを抜いた音がした 1,2,3,4,5 5秒手に持って数えた後

前に転がす

どーーーーん

俺らが入ったビルの 通路らしき道の先で物凄い音がした

ボスが爆風がまってるなかを 突っ込んでいく 俺も後を追った

ダダダダダダ ダダだ ターン

アサルトライフルの後に嫌なライフル音がした これもゲームの感覚だが少し嫌な予感がする

ビルの通路の先は小さな通用口になっていたさっきの爆風でひどい砂埃?コンクリートの破片?

がまっている 通用口の隅に大きななんらかしらの荷物があった為その影に隠れた

荷物の隙間からほんの少し外が見える もう音が聞こえないが

(あ、やっぱりか、、)

ボスが倒れてる おそらく何人か倒した後 ライフルで頭を撃ちぬかれたんだろう

て、ことは

(や、やばい、、)

そう もう味方は居ないってこと、、 ゲームだとここで敵が入ってきて 居るのがばれると

手榴弾投げ込まれて、、、

ぞっとする 想像をしてたら(あ、、)

荷物の隙間から見てたら手榴弾を懐から出す兵隊が

(うおおおおおおおおおおお)

もう必死だった オレは必死で走って無我夢中でベレッタを撃ちまくった

どうなったかわからない とにかく荷物からでて 手榴弾もってるやつの居るあたりに適当に6発撃って

来た方向に死ぬほど走った とにかく怖かった

どがーん

凄い爆発音と共に 爆風がまった

投げ込まれた 手榴弾がどうなったかわからん とにかく仲間の居る位置に戻る

いや空港まで戻る てかうちに帰る

ゲーム感覚はもう無くなっていた とにかくリアルな戦場の無慈悲さを目の当たりにしたら

残っているのは 腰抜けが一人いただけだった