荒野のシミ、、、
まだ痛むか??
そうジョーが言うと クローは
(ああ、でもおかげで大分いいよ) そう返した
ジョーも傭兵らしい 彼はあのトラックにのってた連中を狙っていたらしく
バイクで追撃している最中だったそうだ
突如 民間人?と思われる 自転車を追っていったので 慌てて追っかけてきたそうだ
オレの手当てをした後ジョーはバイクにオレをのせ
この 荒野のシミ といわれる 小さな野営地に来ている
野営地といっても人がいるわけでもなく 木が一本あるのと焚き火の後があるくらいである
町と町の間に荒野が続く為 傭兵はここで野宿することが多く いつの間にか
荒野のシミ という俗称がつくようになったらしい
後4時間もバイクで走れば 仲間との合流地点に着く
そうしたら仲間の車で 町の医者まで連れてくよ
ジョーはオレに何も聞いてこない なぜそうなったとも 何をしてたとも
ジョーはオレのことを民間人だとおもってるのだろうか? まあベレッタくらいなら民間人でも持つから
(武装してた)とは 思わないのも普通だとは思うが
そういえばベレッタの点検を忘れていたな
おもむろにベレッタを取り出してカートリッジを取り出してみる
13発残ってる 2発撃ったか、、、 ポケットに入れといた弾丸を取り出し カートリッジに詰める
カートリッジに15発 ポケットに2発 計17発か、、 大分少なくなったなあ
(9ミリパラか アサルトライフルしか今はもってないからなあ)
おもむろにジョーが話した (9ミリパラもってたらあげたんだけどね)
ベレッタは9ミリパラベラム弾である アサルトライフルと呼ばれてるAK47は7ミリ弾
実はベレッタのほうが弾自体は強いのである
よく映画でブルースウィリスがダイハードで使ってるのがベレッタで
トラックに乗ってる兵士を ドアの外側から貫通させて殺すシーンがあるがあれは本当である
マシンガンをもってた敵は外に出ないと撃てないが ベレッタなら外から撃ち殺せるという
それを顕著に表したシーンでもある
(いや そんなの気にせんでいいよ 護身用だし)
ついウソを言ってしまった ジョーは拠点でオレが買った時の装備以上の装備で全身をカタメテル
THE傭兵って感じだ それにくらべオレは、、 Tシャツにジーパン
ベレッタ一丁、、 サバイバルナイフすらリュックにいれっぱなしだった、、
これで傭兵って言えるのだろうか、、 そもそもそれ自体物凄い勘違いだったのではなかろうか??
(出来たよ 食べナよ)
焚き火でジョーがちょっとした料理を作ってくれた
携帯していた豆の缶詰めをあけて 焚き火においてあったフライパンにのせて
ライターで火をつけた それに塩をふっただけである
それをサバイバルナイフで分け そこの木からもいだ葉っぱにのせてくれた
もちろん スプーンなんてないからてつかみで食う
(うまい、、、) なんてことない味だ だがこの世のものとは思えない
究極の味に思えた ジョーは水筒の水もわけてくれた
(あんまりのこってないけど オレは結構まだ元気だから全部飲んで良いよ)
彼の優しさが 本当に嬉しかった こんな地獄でも神はオレを見捨てなかった