新規BFの考察まとめ | アイリス=キルレインのブラックフェザーのススメ

アイリス=キルレインのブラックフェザーのススメ

BF(ブラックフェザー)デッキの解説、カードの運用方法などを気ままに上げていくブログです。

約2年振りのブログ更新です\(^o^)/

さて、今回は5月14日にフラゲ情報が出た新たなBFモンスター達について、簡単にですがまとめたいと思います。

まずは新規BFシンクロモンスターである

「BF-フルアーマード・ウィング」

BF-フルアーマード・ウィング 星10 闇属性
鳥獣族・シンクロ ATK/3000 DEF/3000
「BF」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードは他のカードの効果を受けない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドのモンスターが効果を発動する度に、その相手の表側表示モンスターに楔カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
③:1ターンに1度、相手フィールドの楔カウンターが置かれたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。
④:自分エンドフェイズに発動できる。フィールドの楔カウンターが置かれたモンスターを全て破壊する。

効果は上記のようになっており、「BF-アーマード・ウィング」のリメイクカードになります。

特徴としては↓

①あらゆるカード効果を受けつけない完全耐性持ち
②モンスター効果を使用した相手モンスターに楔カウンターを置く
③楔カウンターが置かれた相手モンスターをターン1で強奪出来る
④自分エンドフェイズに楔カウンターが乗ったモンスター全てを任意で破壊出来る

BFとしては珍しい置物系のシンクロモンスターで、相手モンスターの強奪や破壊が出来たりと攻めにも応用出来る大型シンクロ

縛りはBFチューナーのみなので、ハリファイバーからBFチューナー引っ張るだけでBF以外でも運用が出来、汎用性がそれなりにある

後述のシムーンやアウステルのギミックを用いることで、BFデッキならば即座にこいつを場に出せ、かつアウステルの墓地効果で相手モンスターを直ぐ様強奪可能と、新規BFのみでギミックが完結するデザインとなっている

戦闘破壊で突破されてしまうが、ホークジョーの効果で墓地から蘇生でき、相手モンスター強奪や破壊から盤面を返す性能もある

ボウテンコウとヘイカンを採用すれば戦闘破壊耐性まで付けられるが、フルアーマードに特化した構築でもない限りはメインにBF以外の不純物を混ぜなければならず、事故要因にもなり得る

個人的な見解を言うならば、BFデッキで普通に運用するならば1枚で充分と思われる

盤面の制圧や1キルとしてもちいることも充分可能な性能だが、防御よりな性能であるが故に相手盤面に触れにくい

置物系ではあるものの相手ターン中に妨害が出来る訳では無いため、高打点立てられるデッキならば突破自体は容易

フルアーマードを軸にして戦うBFデッキを使うならば、やはり戦闘破壊耐性まで付けた上で、突破手段を限定させた上で運用するのが望ましい

では、次に「BF-毒風のシムーン」

BF-毒風のシムーン 星6 闇属性
鳥獣族 ATK/1600 DEF/2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札からこのカード以外の「BF」モンスター1体を除外して発動できる。デッキから「黒い旋風」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。その後、手札のこのカードをリリースなしで召喚するか、墓地へ送る。この効果で置いた「黒い旋風」はエンドフェイズに墓地へ送られ、自分は1000ダメージを受ける。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

上級モンスターでありながら、リリース無しでの召喚が可能且つ、効果による召喚のため召喚権を消費しない←超重要

BFデッキを触ったことがある人ならば常識中の常識だが、召喚権を使うBFモンスターがほとんどの場合で本命の初動で、ここを止められるとギミックの大半が停止する

BFモンスターの特徴として、場に表側のBFモンスターがいる時、手札からチェーンブロックを組まずに特殊召喚可能なモンスターが多く、初動のBFモンスターを起点に次々と場にBFモンスターを展開して盤面を作るのがデッキのデザインであり、コンセプトになる

シムーンはBFデッキにおいて、「召喚権を消費せずに展開の起点となるBFモンスター」であり、同様の「召喚権を消費しないBFモンスター」の代表には禁止カードに指定された「BF-朧影のゴウフウ」や「BF-逆風のガスト」が存在するが、シムーンとの違いは自身の効果でうららに妨害を受けず、BFモンスターをサーチ可能な「黒い旋風」をデッキから場に発動でき、尚且つ自身が効果のトリガーとなれる点

黒い旋風を発動した上で自身を召喚出来るため、即座にBFモンスターをサーチ出来、自身の効果でコストとして除外したBFモンスターを呼び戻せるアウステルをサーチした上で更に展開が可能

欠点は、以下のような点が挙げられる

①場にモンスターがいる場合は効果を使用出来ない
②効果を使用した場合、闇属性モンスターしかエクストラデッキから呼べなくなる
③コストにするBFモンスターがいなければ展開出来ない

といった問題点がある。
①に関しては、ユニオン相手に後手で動く際にイヴリースを送り付けられることで展開が妨害される
②に関しては、ハリファイバーを介した先攻展開や、1ショットキルのルートが使用不能になる
③に関してはシムーンに限らず他のBFモンスターにもほぼ共通しているデメリットでもある

優秀な初動ではあるが、上記のような欠点も存在するため過信は禁物

シムーンを使用しない展開プランも必ず導入し、臨機応変に状況対応出来るよう心掛けること

最後に「BF-南風のアウステル」

BF-南風のアウステル 星4 闇属性
鳥獣族・チューナー ATK/1300 DEF/0
このカードは特殊召喚できない。
①:このカードが召喚に成功した時、除外されている自分のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
②:墓地のこのカードを除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「ブラックフェザー・ドラゴン」1体を選び、相手フィールドのカードの数だけ黒羽カウンターを置く。
●相手フィールドの表側表示モンスター全てに可能な限り、楔カウンターを1つずつ置く(最大1つまで)。

性能としては、除外版BF-極北のブリザードといったところか

違う点としては、星4のチューナーモンスターである為、ブリザードとの展開プランの差別化が出来る点

前述のシムーンからアウステルをサーチして展開することで、除外ゾーンと旋風サーチで場にBFモンスターを4体展開出来、ハルマッタンからノートゥングをシンクロ召喚することで更なる展開も可能

旋風のサーチ、またはシムーンコストでBF-突風のオロシをサーチすることで、ノートゥングに対するヴェーラー、うさぎをケア出来る展開も可能(うさぎは大抵の場合、旋風に当ててくるであろうが)

また、ハルマッタンのレベル変動効果をアウステル対象にした場合、アウステルとハルマッタンでフルアーマードが出せるのは大きい

欠点としては、ブリザード同様初動としては使いにくい点であるが、闇の誘惑でBFモンスターを除外することで、BFモンスター帰還からハリファイバー展開に持って行けるのはブリザードには出来ない動き(黒羽の宝札がアニメ効果で墓地送りならブリザードでも同じ動きができたのに)である

簡単にではあるが、3種の新規BFモンスターについて解説してきたが、これらを活用した展開パターンなどの解説が出来なかった為、次回その展開パターンの一部を紹介したいと思います。

要望や質問などあれば、コメントかTwitterでリプ頂ければ、極力対応致します。

長文失礼致しました!