これは昨日起こった出来事です...
ついに我が家で1匹目のCBレオパが誕生しました!
2024/03/27〜2024/05/12で去年の卵管理日数よりは少し早いハッチでした。
生まれてから数時間...やっとへその緒が切れて卵から離れました。
我が家ではファーストシェッド(生まれて初めての脱皮)が終わるまでは基本多湿環境で管理しています。
去年はケースにキッチンペーパーを敷き、その半面だけ水苔で管理していました。
全面水苔だと生体に水苔の細かいものが着きすぎるので恐らく去年のやり方がベストかなと思います。
と、そんな話をしつつこの個体はどんなモルフなんじゃい!と思う人も多いと思います。
この個体の親のモルフはこんな感じです。
♀Wyスーパースノーラプター het ブリザード
今回♀の普段使っている表記「アルビノユニバース」は紛らわしいので分かりやすい表記を使わせてもらいます。
このペアからも分かる通り産まれる個体は全てスノーラプター以上が確定しています。
モルフが追加されるとすれば、
75% W&Y
50%マックスノー → スーパーマックスノー
25%ブリザード
となり、最大を叩き出すとモルフ名が
W&Yスーパースノーディアブロブランコ
となります
恐らく世界でも数匹レベルでしょう...
しかしその少なさには理由があります。
なんと言っても
・スーパースノーディアブロブランコ自体の判別が難しい
・ブリザードの効果によってW&Yが分かりにくい
・ブリザードが入っているかの見分け方が困難
という欠点が大きいからです。
まずは1つ目のディアブロ→スノーディアブロ→スーパースノーディアブロの見分け方ですが...
ほとんど黄色味がどのくらい出てるか程度でしか判別は出来ません。
人によってはスノーディアブロ poss スーパースノーという表記で売られることもあるくらいです。
そして2つ目はW&Yの特徴がブリザードで無効化されることです。
W&Yの特徴として
・ハッチ時に模様が乱れる
・サイドのラインが通常個体よりも上
・ピグメントが細かくなる
等が挙げられますが、なんとブリザードで全て特徴が消えます。
それがある上でシンプルにW&Yを持っていない可能性が入ってくるのでどうしようもないです。
そして3つ目のブリザード入りかがそもそも分からないについてですが、レオパの中には尻尾のサングロー化が白い個体が一定数います。
その個体とブリザードの特徴は非常に似ており、Wyスノーラプターとディアブロの見分けは熟練のブリーダーでも厳しいです。
ブリザードの特徴を全て打ち消すモルフだからこそ難しい組み合わせって事ですね。
以下特徴と打ち消しモルフ
・ブリザード単体でもエクリプスの目の特徴が出る
→特徴が出てもエクリプスで打ち消し
・ブリザード特有のパラドックスのようなピグメントが出ることがある
→我が家のW&Yは古いタイプのW&Y個体なのでそもそもパラドックスのピグメントが出てもおかしくない血統
・尻尾が単一色で白い
→W&Yスノーラプターの時点で既に同じ特徴である
(W&Yスノーラプターがディアブロの可能性もあります)
と、まぁ普段画像挟みつつ書く内容が長々となってしまいました。
このくらい判別が難しいモルフなのでこの個体はキープしつつ再来年辺りの検証にて確かめたいと思います。
なんて終わるだけでは今回に限っては無いです笑
検証は必要ですがブリザード入ってるのでは...?
という裏付けを期待出来る情報もあります。