こんにちは
愛知教育大学外国人児童生徒支援リソースルームです
以前、ブログでリソースルーム作成の
「ことばとおぼえるひらがなワーク」
を紹介しました。
今日は、その姉妹版、
「ことばとおぼえるかたかなワーク」
を紹介したいと思います
この教材のポイントは
「ことばとおぼえる」です
外国人児童生徒にとって
カタカナ習得の目的は、
「書けたり、読んだりできるようにする」ことではなく、
「カタカナの言葉を理解し、学習理解につながるようにする」ことです
「書いたり、読んだりできても、使えない」例を一つ。
個人的な話になりますが、オーバー70歳となる母親は、
初めて入る有名なコーヒーショップで、注文するときに
「前の人と同じものを」
と、言ったそうです
もちろん、カタカナは読み書きできます
でもメニューを見ても、まったくイメージのつかない名前がずらり。
意味が分からないので、選べないのです
そこで、メニューを言わないで注文する方法を考えることになったようです
「意味が理解できないと使えない」ことって意外と身近にあるんですね
この「ことばとおぼえるかたかなワーク」は、
ことばの意味も一緒に覚えられるように、
いろんなパターンで繰り返し練習できるようになっています
中身はこんな感じです↓
ぜひ、カタカナ学習のときに一度見て頂けたらと思います
教材はこちらからダウンロードできます↓
http://www.resource-room.aichi-edu.ac.jp
このブログを書きながら、
「カタカナできないとコーヒーショップや
ハンバーガーショップでは
アルバイトできないだろうな~」
と、カタカナから広がる可能性を感じました