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犬と猫の自然療法研究所

Emily's Lab.高橋恵美です。

 

元日に起こった災害。

避難生活はまだまだ先が見えない状況ですね。

雪の降る映像を見るたびに、

ぎゅーっと胸が締め付けられます。

 

先日、私の住む沼津市で開催された

「ペットの災害対策研修会」

に参加してきました。

 

 

感想を一言にすると

「想像以上に厳しい状況」

 

これは今始まったことではなく 

以前から同じ状況なのですが、

多頭飼育、大型犬飼育、猫の飼育

家庭には、ほぼ避難できないと考えた方が良い現状です。

 

ちなみに、

同行避難

同伴避難

同室避難

の違いわかりますか?

 

これ全く違います。

 

 

同行避難は

ペットと安全な場所(指定緊急避難場所等)

に、ペットと共に行動すること。

行動のみ、行くだけです。

 

同伴避難は、

被災者が避難所でペットを飼養すること。

ただし、同室(同じ場所)での飼養は意味しない。

 

わかりやすか言うと、

避難場所で、同じ室内で一緒に避難するのではなく

体育館と、中庭。教室とグラウンドの一部

など場所は同じでも、同室という意味ではない。

 

中には同室できることもあるかもしれないけれど、

基本的には、別のことが多い。

 

同室避難は、

避難場所の中で、同じ場所で避難生活ができる。

 

この中のどの避難タイプになるかは、

避難所の受け入れ体制ごとに決められていて

市町村が関与しているわけではない。

 

自分が避難する場所の

避難所の決まりに従うのみ。

 

ちなみにね、

 

同行避難できる対象動物というのがあって、

基本は、

一般家庭で飼育されている犬、猫等のペット

 

🔸大型の動物等

(秋田犬、紀州犬、ジャーマンシェパード、

ドーベルマン、グレートデーン、セントバーナード、

アメリカン・スタッフォードシャーテリア、

アメリカンピットブル、テリア、ボクサー等)

 

またはその交雑種

 

この犬種以外で 

🔸体高60センチ以上、かつ、体長70センチ以上の犬

 

🔸その他市町村が指定した犬、個体

 

我が家は、ドーベルマンでアウト

 

でもこれだけではないんです。

 

多頭飼育をしている場合は、

避難所での受け入れが困難なため、

事前に預け先を検討準備する必要がある。

 

とのこと。

 

 

はい、猫2匹犬2匹でアウト。

 

同行避難も対象外なんです。

 

市町村によって違いがあるとは思うので、

この機会に、お住まいの自治体に確認した方がいいです。

 

避難する気満々で、

避難グッズ揃えて避難しても

この条件にあてはまると、

避難所に入れてもらえない可能性大。

 

とにかく、現状を知ることが1番大切。

 

でもね、もし同行避難できても

寒いグラウンドの中に置かれて

泣き続けていたりしたら、

きっと連れて帰るって言ってしまう気がします。

 

だからこその準備です。

 

実は、私は

ドーベルマンは避難できないと知っていたので

避難せずに、車とガレージで避難生活できるよう

備蓄や準備していました。

 

 

でも、今回の震災でも

火事や津波、倒壊で、自宅で避難生活できない

車が通れない

など、今の準備では足りないと痛感。

 

自宅以外に避難できる場所に

備蓄とスペースを確保することにしました。

 

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我が家から歩いて約6キロ

1時間9分とナビで出ました。

 

歩いて歩けないことはない!

 

メイサと猫たちは、避難リュックに入れて

Beeくんは、なんとか歩けるように

ラバーシューズを準備。

 

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このラバーシューズは、

ケガをした時に使っていたので歩けるはず。

 

(靴を履かせると、

違和感で歩けなくなる子けっこう多いので、練習が必要)

 

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離れた場所に、

備蓄と、猫トイレやそれぞれのケージを

運んでおこうと思っています。

 

また備蓄リストは、あらためて

ご紹介します。

 

その前に、準備したのが、

ペットのための防災カード

 

 

研修会でいただいたので

急いで記入したんだけど。

 

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携帯がメインなので、

プリントした写真がなくて貼れない!

アナログの写真も必要ですね。

 

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この中には記入欄がなかったのですが。

家族以外の連絡先

というのを決めておくと良いそうです。

 

身近な家族でなく、

もしもの時に、ペットたちを迎えにきてくれる人

 

一家で被災した場合、

この家族以外の引き受け人がとても大切になるそうです。

 

私は、市内に住む

保護団体の方にお願いしてあります。

犬も猫も、扱いに慣れていて

緊急事にも落ち着いて対応してくれるはずなので、

この方にお願いしています。

 

ドーベルマンをお迎えに来てくれる人は、

なかなかいないので。

 

大型犬を飼育している方や、

多頭飼育の方は、家族以外にもお願いできる人を見つけておくのってすごく大事だなと思います。

 

備蓄の内容も悩みますね。

 

 

我が家は手作りご飯。

今からできることとして、

どんな環境でも、

温かくても冷たくても

固くても柔らかくても

なんでも食べられるようにしておくこと。

 

これが基本ですね!

 

 

 

Emily's Lab.では、

今年はこだわりのモノ作りをしていきます。

 

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昨年からいろんな企画が進んでいまして、

その中に、

災害の備蓄になるようなオヤツやフードを

開発中です。

 

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ペットたちはもちろん

私たち飼い主も安心して食べられるように

製造許可申請を準備中です。

 

どんな状況になっても

身体が健康だったら

乗り越えられることができると思っています。

 

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日々の食事と生活を大切にして、

備えていきたいですね。

 

 

 

  1月21日夜9時エミリーズラボチャンネル

 

次回のエミリーズラボチャンネルでは、

災害時にも役立つリンパケアをお話しします。

 

 

1月21日日曜日

夜9時からぜひご参加ください。

 

質問もお待ちしています。