犬と猫の自然療法研究所
Emily's Lab.高橋恵美です。
今日は、2月2日なんとなくニャンニャンの日。
そんな日に考えさせられる出来事がありました。
以前から気になっていた海岸沿いの外で暮らす猫たち。
その中の、扁平上皮癌と思われる鼻と口に傷のある老猫
10年以上前から通っている餌やりのおばあちゃんによると
名前は「ミャー」ちゃん。
10日前から、餌やりに来ても
姿を見せるけど、ご飯もお水も口にしないって。
どんどん痩せて、顔の傷も酷くなるし
見るのがつらい・・と。
気になって今日も来たけど、どうなっているか怖くて見に行けない。
でも気になって仕方ない。
ということなので、おばあちゃんと一緒に
ミャーを探そうとしたら、なんとおばあちゃんの気配を感じて
よろよろを姿を見せてくれた!
不思議なのが、耳も聞こえない・目も見えない。鼻もほとんど効かない
そんな状態なのに、
おばあちゃんが近づくと、さっと出てくるのよ。
今日は、おばあちゃんに近づいてきてミャーミャー泣くから
ご飯を用意すると、なんとムシャムシャ食べ始めるのよ。
ものすごい勢いで、ご飯を食べお水を飲む
おばあちゃんが、涙を浮かべて
「こんな奇跡ってある?もう死んじゃってるかと思って覚悟してきたのに
こんなにご飯を食べてくれて。奇跡よ、本当に奇跡」
正直、私の目から見ても
とてもご飯を食べられる状態でないのはわかる。
でも食べるのよ。そしておかわりまでした・・
そんな必死に生きている姿を見ながら、
おばあちゃんと一緒に泣いちゃったよ。
これだけじゃないの
堤防の端っこで生きているこの子たち
細い足場を歩いて、餌場にやってくる。
目が見えないミャーは、滑って転げ落ちても不思議じゃない場所
なのに怪我してないの
それは、一緒に暮らすもう1ひきの猫が
ミャーが歩いているときは、落ちないように支えながら歩いているの
ミャーが歩き出すと、サッと走り寄ってきて
落ちないように歩いてあげてるの。
涙が出た・・
親子でも兄弟でもないらしいこの子達
でも支え合って過酷な暮らしを生き抜いてきたんだね。
昨年末、この傷のある老猫を保護しようか?と相談したんだけど。
10年以上外で暮らしてきて、急に病院に連れて行かれ
恐怖でしかないんじゃないかってことで保護は見送った。
多分、この子の命は長くない。
もしかして今日が最後かもしれない
この子にできることはあったのだろうか?
もちろん保護団体さんにはその都度相談してます。
保護して受診して、最後を看取ることもできたけれど
この子にとって、そのストレスを考えると踏み切れなかった
おばあちゃんと、もう1匹の猫と離れることは
不安でしかないと思ったから。
今日のミャーは、おばあちゃんに一生懸命お話ししてた
きっと、おばあちゃんにお礼を言ってたんだね。
おばあちゃんと泣いちゃった・・
本当に、外で暮らす猫たちの問題は奥が深すぎて
そして辛すぎて見たくないって思うことも多い。
そうなんだけと
見て見ぬ振りはしたくない
かといって、何ができるわけでもないけれど
無かったことにはしたくない。
猫の保護活動をお手伝いするようになってまだ2年とすこしなのに
信じられないような
耳を塞ぎたい、目を背けたい、腑が煮えくりかえ流ような現実を垣間見ました。
だから、自分でも行動します!
今年の確定申告も終わり、
少しづつですが保護団体さんへの寄付もできました。
チャリティイベントの収益
アニマルクレイ講座の受講料の10%を寄付させていただいてます。
ご協力ありがとうございました。
今年度も、頑張って講座を開催して
少しでもお役に立てるよう頑張ります。
今年は、2日間集中講座も新スタートします。
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