人とわんこのホームセラピスト
高橋恵美です。
先日、社会教育福祉協会主催の定例会議で、
保護団体のIさんの活動報告に同席してきました。
タイトル
高齢者が抱えるペットの問題
ここ数年で特に問題になっている
一人暮らしの高齢者による飼育崩壊
孤立、近隣トラブルについての報告と対策を発表しました。
近隣の包括支援センターの職員さん
自治会の方々が参加され
ケアマネさんからも、多くの質問や意見が寄せられ深刻な問題が浮き彫りに・・
その中でも大きな問題が、
1人暮らしの高齢者が入院、入居、死亡などの環境の変化によって家に取り残されてしまった動物たちの行き場。
家族がいても
引き取りを拒否される方がほとんど。
一人暮らしならなおさら
動物たちの行き場はなく、
なんとそのまま家の中に入れておくしかないと!
レスキューしたくても
他人な家なので、勝手に入ることはできません。
飼い主の方がその家に住めなくなった場合でも、引き取り手がいなくなった場合
動物たちはどうすることもできない現実
で、みなさん勘違いされているのが
いよいよ困った時は
保健所に持ち込めばいいんじゃないの?
という考え。
いえいえ、いまは法改正されて
保健所は引き取りはしてくれないそうですよ!
家に取り残されてしまった子たちは、
最悪の場合外に出され、地域猫として地域で暮らし
そこでまた近隣トラブルの原因になるという悪循環
たとえ、その家で暮らすことができる高齢者も、
避妊手術をするお金がなかったり
そもそも犬猫に、手術を受けさせようという気持ちはない。
そして、あっという間に数十匹の多頭飼育崩壊になる。
Iさんのレスキューした現場の中には
1軒の家から80匹以上の猫たちがレスキューされ、手術を受けたことも!
ちなみに、飼い主が高齢者である場合
ほとんどかレスキュー費用、手術費用、病院の費用は支払えず、
なんとなんと、この費用はレスキューした保護団体から出るという。
糞尿にまみれ、
ノミダニに刺され
飼い主から罵声を浴びながらレスキューして、お金を支払うって
もうどうなってるの?
野良猫と言われる子たちは
助成金が出るので、手術費用の補助があります。
でもこれも、年間の予算を超えると助成金は打ち切り。
なのでこの年度末は、助成金が出ないからと泣く泣くレスキューをあきらめることもあるそうです。
この繁殖期のなか動けないって
保護活動されている方たちの焦りと葛藤は、想像しただけてすごい。
コロナ禍でも弱い立場の人たちほど、苦しい状況に追い込まれている。
動物保護活動の現場でも同じ・・・
このスライドにも書いてあるように
動物の問題は人間の問題
本当にそう思うよね。
コロナ禍でペット需要が高まって、里親希望も殺到したみたい。
でも、それに比例して飼育放棄や捨て犬猫も増えているんだって
なんだかいろいろ切ないよね。
春のシーズンは、保護団体さんは目の回る忙しさ・・
現場では、大した役に立てない私はできるお手伝いをということで
プレゼン資料を作りました。
私の周りには、保護活動に協力したいけれど
現場でとても役に立つことはできない・・という人が多いのです。
それでも、できることはたくさんあります。
そのためのイベントを今月開催予定です♪
ぐりとぐらを救ってくれたご恩は一生忘れません。
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- 概 要
- 講座は、全5回
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- ◆平日コース
-
◆日曜コース平日コース・日曜コースでの振替可能
- 時 間
- 10:00~12:30
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- 場 所
- オンライン(Zoom)
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参加条件:アニマルクレイ完全講座を修了した方のみ
認定基準:1.アロマ・フランス認定アルジロトログ(アニマルクレイテラピストテスト)、 -
試験時間:2時間
受験料:¥20,000(資料・税込み)











