我が家の保護猫兄弟ぐりとぐらは、
2匹とも真っ白な白猫兄弟
ブルーアイのぐりは
白猫のブルーアイに多い難聴であり
オッドアイのぐらも、全く耳が聞こえません。
家猫になったぐりぐらは
耳が聞こえないことによる不便さはないようで、
どんな嵐の日も穏やかに寝ています(^^)
ただ、外で暮らす猫の場合の難聴は
交通事故のリスク
他の動物からの攻撃のリスク
などから生命の危険に直結します。
それゆえ
外で暮らす猫の平均寿命は3-5歳と言われています。
それに比べて
家猫たちの平均寿命は15.45歳
(令和2年全国犬猫飼育調査結果)
5倍の開きが…
ぐりぐらのように
メラニン色素が少ない白猫は紫外線が皮膚に届きやすく、
日光に当たりすぎると日光皮膚炎になる恐れがあり、
それを放置すると扁平上皮癌になる確率が高いと言われています。
外で暮らす白猫の中には
耳や顔に癌ができて、耳が欠損したり
顔が変形している子もいるようです。
外暮らしの白猫にとっては
太陽でさえ、命を脅かすなんて・・
運良く
ぐりぐらのように、家猫になれた子は
先天的な弱さがありながらも
気をつけながら暮らしていけます。
でも、直射日光を受けながら暮らさなければいけない多くの外猫たちは
これ以上増やしてはいけない。
仔猫だけでなく
成猫たちも保護して、里親さんが見つかるのが理想だけど
外暮らしが長ければ長いほど
人間との暮らしには慣れにくく
一番の問題は、エイズや白血病キャリアだったりすること
そうなると
なかなか里親さんが見つからないのが現実
この前のTNR活動の時に
手術したかった白猫たちができなかった。
あの子たちが、
また仔猫を産んでしまう前に
なんとかしてあげたい。
あの子たちが、癌で辛い思いをすることなく、
寿命を終えることを願わずにはいらなれない。
そして、できることなら
紫外線を避けて暮らせる
ずっとのおうちが見つかりますように。
おうち探しが難しかったとしても
野良猫から地域猫へ・・
なかなかハードルは高いけれど
そう願わずにはいられない。
emily





