「身体に良いと思うご飯を
考えて、考えて、選んであげていたのに
早く死んでしまったんです」
これは先日お会いした
とてもいぬねこを大切にしている方の言葉。
大切にしていた猫ちゃんが、
12歳だったかな?で亡くなってしまったそうです。
さいきんの猫ちゃんは、
20歳近くまで生きる長生き猫さんも珍しくなく
10歳ちょっとのお別れは
少し早く悲しいですよね。
ところが、
ご実家のねこちゃん。
それほど良いフードを食べてるわけでなく
どこにでも売っている、
ふつうのキャットフードを食べていたのに
20歳の長生き猫さんだそうです。
細かい内容は少し違うかもしれませんが
こんな内容のお話しをしてくれました。
そうそう、
保護団体のIさんの話によると
あの過酷な野良で生きる地域猫の中に
18歳まで生きた強者がいたと!
すっすっすごいー。
これを食べていたのに
病気になって早く死んでしまった。
ワクチンを打っていないのに、
長生きできなかった。
こんなに大切にしていたのに、
若くして死んでしまった。
これさえすれば…の
正解はないという現実。
これってどうしてなの?
わたしは、こう考えています。
長生きできるかどうかって、
バランスの良い食事をすれば良いわけでもなく
ワクチンを打つことでもなく
打たないことだけでもない。
大切なのは、
バランスの良い環境
なのだと思うのです。
もちろん遺伝的な問題
犬種、猫種に見られるリスク
など、
避けられない原因もあるでしょう。
でも、それ以外で
一日でも長く一緒に生きるために
できること
それって、
ストレスなく
ハッピーに暮らしていくこと。
私の考えるバランスの良い環境とは?
食べることは生きること
これはすごく大切にしたいこと。
なので、
自分で選んだ食材で
自分で作ったご飯を食べさせたい。
温かいご飯だけは、外せない。
そして、
自然に触れること
身体を動かすこと。
太陽の光を浴び
土や砂の上を歩き走る。
猫たちにとって、今は実現してないけど、
私の夢は
猫達とも、自然を楽しむこと。
庭の木の周りで
いぬチーム、ねこチーム一緒に
自然と触れ合うのが夢
そして、
【家の中は絶対に安心】
この安心感だけは守りたい。
特別楽しいことがなくても
特別美味しいご飯でなくても
毎日が、安心して
自然を感じながら
穏やかにすごせること。
もしも、もしも万が一
長生きできなかったとしても
悲しくても
後悔は少ないと思う。
犬猫の栄養学の師である
本村伸子先生の著書
おわりにの最終章で
10kg1000円のペットフードを与えていたとしても
心から美味しいよ!って
魔法の言葉をかけるだけで
太陽と土を大切にするだけで、
混合ワクチンの回数を減らすだけで
家族が笑顔でいるだけで
犬猫の体に変化が現れます。
と書かれています。
ご飯はとても大切
でも、それだけじゃない。
飼い主である
わたし達が笑顔でいよう。
こんな時代だからこそ
家の中では
シッポ達の前では
楽しくいよう。
そして、
一日でも長く一緒に生きられますように。
emily











