emilyです。
早朝ジョギングで出逢うようになった
黒猫のタンゴ
地域猫として
地域の人たちにお世話されて
毛並みも、体格もよろしく
野良猫ちゃんとは思えない姿
ところが、
先日見かけた時には
痩せて、顔に傷ができ
毛艶も悪くなっていて
何だかすごく気になってしまった
お腹大きい?
何ということか!
→後から、この子は最初に見た黒猫のタンゴとは
別猫じゃないかと判明。
いずれにしても、
一番気になるのがこの子達の耳
避妊、去勢手術をした印の
さくら耳ではないのです。
ちょっとかわいそうに聞こえますが、
避妊手術をした猫ちゃんは
耳をカットして、捕獲されないようひと目で
区別できるようにします。
これをTNR活動といいます。
この活動がなければ、
一年に何度も繁殖期を迎え
どんどん野良猫が増え続けるのです。
この黒猫タンゴたちは
野良猫を増やし続けてしまうのです。
地域猫として可愛がってもらうのは幸せだけど
どんどん野良猫が増えていくと
ゆくゆくは殺処分の可能性も出てきてしまいます。
かと言って、私はどうしたらいいのかわからず。
TNR活動をされている方を
友人に紹介してもらい、
今日一緒に保護に向かいました。
雨があがった夕方4時に待ち合わせをして
いつも見かける場所を探します。
今日は、お腹の大きい黒猫ちゃんだけを
保護する予定なので
捕獲器に他の子たちが入らないように見張りつつ
黒ちゃんを誘いますが。
妊娠しているからかとても敏感で
近づくと 逃げられてしまった!
とびきりの猫缶を
捕獲器の近くに置き
物陰から見張ります。
その間に、
保護団体の方は、名刺を片手に
近所の方に、保護活動の説明と
避妊手術をしない餌やりは
かわいそうな猫をら増やすだけだということを
話していきます。
2時間くらい、
捕獲器を置いて待つ間に
近所をざっと見ただけで
野良猫ちゃんは、15匹以上を確認
もちろんさくら耳ではありません。
餌やりさんがいるためか
人慣れしていて
のんびり、ゆったりしてます。
母猫や
咳とくしゃみを連発する
老猫まで。
次から次へと姿を見せます。
しまいには、目の前で
交配を始めてしまいうとういう有り様💦
はぁー
このままでは、本当にすごい数の野良猫になってしまう。
暑さと、蚊🦟と闘いながら
近所を、パトロールしながら黒猫ちゃんを
探しましたが、2時間経っても見つからず
明日の早朝出直すことになりました。
この辺りは、お年寄りのお宅が多く
見張りしている間も
縁側から野良ちゃんに
「ほらほら、カニカマ大好物だろ?食べな」
と餌付けしてる。
ツナ缶や、鯖缶あげたり
わざわざ、餌をあげにくる人もいるみたい。
皆さん、餌やりしていることが
良いことをして、猫助けしていると思うみたいで。
まさか、野良猫にわざわざ手術させようなんて
思いもよらないようでした。
まあ、確かに
こんなにたくさんの野良猫いたら
どうやって病院に連れていくのか?
お金を出すのか?
というと、無理ですよね。
でも、保護団体の方は
手術しないで
餌やりを続けることは無責任なこと。
餌やりをするなら、
手術の費用をみんなで出し合ってください。
そう話されてました。
そうなんです。
手術を受けるには、
捕獲して、
絶食させて
病院に連れて行って
引き取りに行って
お金を支払って
もといた場所に戻す、
こんなに大変なことなのです。
もちろん、今回の黒猫ちゃんたちや
地域猫の手術は、私がお支払いします。
みて見ぬふりはできません。
行政に助成金を申請して、
避妊手術専門の動物病院で安価でオペしていただいても、実費はかかります。
この費用の捻出も、保護団体さんの悩み。
保護依頼を受けて保護しても、
お金はないですと言われてしまうと
ボランティア団体が自腹を切ることになってしまう。、
やりきれない…
今日一日ご一緒したただけでも大変な作業
今日は、夜遅くに駅周辺の保護にも行くと話されてました。
この実務だけでも大変なのに
金銭の負担までかけてしまうなんて。
とは言っても、
今の世の中、人間だって大変な暮らしの中
犬猫どころじゃないと言われたら
返す言葉がみつからない。
里親さんを見つけるのも大切
でもその前に、
保護される野良猫たちを増やさないことも
大切です。
わたし達の知らないところで
こうやって、暑くても、寒くても
雨が降っても
保護活動をしてくれている方達がいて
そういう方のコツコツ積み重ねたことで
なんとか殺処分をまぬがれている。









