人とわんこのホームセラピスト
emilyです。
先日の沼津開催の
歯磨きセミナー参加者のおひとりのMさん。
セミナーが終わった後に
愛犬ヌイちゃんのリンパ腫の話をしてくれました。
承諾をいただきましたのでご紹介します。
Mさんの愛犬ヌイちゃん4歳
樹海で保護された保護犬のヌイちゃんは、
4歳という若さで、
リンパ腫と診断されたそうです。
初めの病院では、すぐに手術を勧められ
治療をしなければ、余命数ヶ月と。
手術も覚悟していたそうですが、
手術の直前に、
なんとなくこのままではいけない気がして、
セカンドオピニオンを受けたそうです。
そちらの病院では、
リンパ腫は手術ではなく投薬治療を勧められ、
治療をしなければ
余命は長くないと告知されたそうです。
必死で、病気や治療について調べ
ヌイちゃんとも、たくさんお話しをして
ヌイちゃんの気持ちになって
ものすごく考えたMさんは
なんと全ての治療を断って
自分とヌイちゃんの時間を大切にしようと
決めたそうです。
治療となると病院での時間が増え
大好きなMさんとの時間も少なくなり
ヌイちゃんにとって1番寂しい時間になってしまう。
それならば、病気であったとしても
たくさんお話しして、たくさん一緒にいて
1番安心できる環境で過ごさせてあげることを
選んだのです。
だからといって
ただ、治療を断ったぁけではありません。
1番の治療は
「家族の愛」と決め
病院での治療の代わりに
お家でできること全て取り入れたそうです。
ドライフードだったご飯を
本やいろんな情報を集めて手作りご飯に変える
フラワーエッセンス、オーラソーマ、
アロマ、ハーブだけでなく
飼い主さんのお仕事でもあるロミロミまで!
それだけではないのです。
わんちゃんの気持ちを知りたい
お話しがしたいとの思いから
アニマルコミュニケーションまで
学んだそうです。
とにかく、
毎日を穏やかにハッピーに過ごせることだけを考えて、
1日1日を大切にしていたところ・・
なんと検査データは正常になっていたそうなんです。
(誤診の可能性はほぼないそうです)
検査データーだけでなく、
目の前のヌイちゃんが元気はつらつになっていって。
余命宣告の時間もとっくに過ぎ
ますます元気いっぱい♪♪
もっともっと長生きできるようにと
歯磨きセミナーを受講してくれました!
「家族の愛」最強です!
このお話を聞いて、
大切なことを教えてもらいました。
治療を受けるのが良い・悪いという話しではなく。
その子にとって一番必要なものは何か?
この子が一番何を求めているかを
考えられること。
誰かに勧められたからではなく
自分で選択して決める。
そして決めたことは責任を持つ。
もしかしたら、治療を受けなかったことで
余命宣告通りに死んでしまうかもしれない。
手術を選んでも
助からないかもしれない。
治療をしたことで、
余計辛い思いをさせてしまうかもしれない。
様々な結果を、
人のせいにしないで自分で責任を持つ。
すごく苦しいし、
後悔することがあるかもしれない。
でも自分で決めるというのは
そういうこと。
いろいろ難しいことはあると思う。
でも、大切な家族の命は
誰かの意見ではなく
自分たちで決めてあげたい。
そして、目の前のわんこの生命力を信じ
選択した自分も信じたい。
そして、
いつどんな宣告を受けても後悔のないような
1日1日を過ごしていきたいですね。
歯磨きセミナー
増席しまして残席1です。