人とわんこのホームセラピスト

emilyです。
 
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昨日は、
古川林太郎先生によるセミナー
 
イヌとネコの下痢・嘔吐
〜こんな時は要注意〜
に行ってきました。
 
わんちゃん、猫ちゃんにとって
嘔吐、下痢は普段よく見られる症状のひとつ。
 
その度に、病院に行くことはないとら思いますが。
 
「こんな時は要注意‼️」
のポイントをお話しくださったのが
このイケメンの古川先生。
 
ジャニーズにいても不思議じゃない(^^)
 

先生のお話しから・・
 
下痢をしている場合のチェックポイント
・形(軟便、泥状便、粘膜便)
・色(赤色、黄色〜白、黒色タール便)
・臭い
・回数
 
血便や、タール便は明らかに異常なのは
わかるけれど。
 
回数や臭い、形状は
個人差が大きく
大切なのは、その子にとって
 
いつもと比べてどうなのか?
ということ。
 
・いつもと臭いや色が違う
 
・いつもより回数が多い、少ない
 
・いつもより便が出にくそう
 
そんな、いつもと違う!
という判断がとても大切。
 
これは病院に行った方が、
というサインは
 
・元気、食欲がない
 
・下痢だけでなく、吐き始めた
 
・震えたり、痛がったりしている
 
・お腹を触られるのを、嫌がる
 
・2ー3日でなく、
 長期間同じ状況が持続している
 
こんな時は、受診のタイミング
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受診する時、できれば
便を持参する
 
ただ、トイレシートなどに包んでいくと
水分を吸収したり
乾燥したりして
形状が変わることがあるので
 
 
携帯カメラで、写真を撮って
便と一緒に先生に見せるのがベスト
 
 
もっと欲を言えば…
 
便をしている様子を
動画撮影しておく。
 
これは、お腹がしぶっていたり
排便しにくい、痛がるなど
 
いろいろな手がかりになるので
診断の助けになるそうです。
 
 
私は、お腹が弱いビーの
便の写真を定期的に撮っています。
 
 
特に、普段と違う便の時は
 
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保存しておいて、
栄養学の先生に会うときに見せたり
 
レシピ相談の時の参考にします。
 
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便の中の未消化のものは、
調理方法を変えたり
消化が苦手と判断して
レシピから外すこともあります。
 
下痢や嘔吐の時だけでなく、
便の様子を観察しておくのは
とても大切なことだと思います。
 
 
下痢=腸の病気
と考えがちですが。
 
 
腸の病気だけではなく
会陰ヘルニアだったり
ポリープがあったり
虫がお腹の中にいたりと
 
様々な原因があるそうです。
 
そして、驚いたことに。
最近、慢性腸症(CE)と呼ばれる
原因がわからない
慢性の腸の炎症が増えているそうです。
 
 
ステロイドなどの薬や食事療法など、
いろんな対症療法でも、
症状が改善しない症例が増えているとは!
 
動物たちも
人間と同じなのね。
 
 
まとめとして。
 
飼い主として大切なのは
 
普段の観察
 
この子にとって
どんな便が
どのくらいの回数
どのくらいの量がベストなのか
 
これを把握することがとても大切。
 
ほかの子や、情報と比べるのではなく
 
いつもの状態と比較して
正常なのか、異常なのか?
 
時々は、食事内容と便の様子を
写真に撮って保存しておくといいですね。
 
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獣医師にとっても、
その子にとっての正常を把握できることが
 
早期に正しい診断ができる近道と話されていました。
 
嘔吐については、
また記事にしたいと思います♬
 
 
emily