ここ数日、何度も読み返している本があって
その本の「おわりに」にのところに
著者のお父様が言った言葉の
「愛に勝る治療なし」
という一文がありました
著者の息子さんが、風疹にかかったとき
近所の内科医は
「風邪」だと診断しました
ところが、
著者のお父様だけは
「風疹だと」譲らなかったそうです。
案の定、数日して、発疹が出て
風疹だとわかったときに
別に自慢するわけでもなく
「愛に勝る治療はないんや」
そう言ったそうです。
まさにそのとうり・・
心からそう思ったのです
子育てだけでなく
犬育てもまさにそう・・
たかが犬だと言われることも多いけれど
犬育てだって日々迷いの連続
ワクチン・フィラリア・躾
そして一番の悩みのご飯・・・
答えが多すぎて
どれを選んでいいのか悩んでしまう
私も、
マロンを飼い始めた時は
ブリーダーさんイチ押しの、ユーカヌバのドライフード(笑)
そして
オーガニックフードに変え
それでも、食べてくれなくてフードジプシー
いろいろ調べたり、
勉強して加熱食の手作りご飯に方向転換
それでも、やっぱり違和感があって
どれだけセミナーに行って
どれだけ本を読んだだろうか・・・
そして今、自然食といわれる生食に行き着きました
生肉を食べさせることで
いろんな批判的なメッセージやコメントもいただきます
ありえない!
とまで言われてしまうことも・・・
でも、まさにこの言葉
愛に勝る選択はないなと。
全員のわんちゃん、ねこちゃんに
生肉が合うとも思っていないし
他のご飯を否定するつもりもないけれど
我が家の犬たち
私の周りのわんちゃんや、ねこちゃんには
自然食が一番合っていると思って続けています
「加熱食と生食どちらがいいでしょうか?」
この質問は本当によく聞かれます
生食の師である本村先生に
沢山の知識を聞いた今は
「うちの子には、生食がいい」と
迷わず答えます
うちの子にはですけれど・・
それは、愛で診ているから
間違いないと今はそう思っています
私の友人に
私もかなわない、心配性な飼い主さんがいて(笑)
友人はいつも自信がなく
心配している。
でも、はっきりと言えることは
友人は、どんなときも
「愛をもって、いちばんに猫ちゃんのことを考えて選択している」
もしかしたら、
獣医師的には、
「ありえない」選択をしてしまうことが
あるかも知れない
でも、わたしは
「愛をもって」の選択に間違いは無いと思っています。
そして
動物達は、そんな選択を受け入れてくれるるし
そんな飼い主さんを嬉しく思っていると思う。
大切なことは
「みんながそうしている」とか
「この人がいいと言っていた。ダメと言っていた」
ではなく。
その子のために自分で選ぶこと。
私の周りには
そんな愛のあふれた飼い主さんばかり。
悩みながら、いろんな選択をしています。
そんな人たちを見ながら
「愛に勝る治療はない」
と心から思います。
この言葉は
本当に勇気が出る言葉です。
迷ったときは
この言葉を思い出していきたい・・
emily