ドーベルマンのBeeの歯
臼歯まで、とってもきれい
大型犬は、
*口が大きく、歯磨きしやすい
*たくさんお水を飲む
*ヨダレがとにかく多い
*口腔内のスペースも大きいので、
42本の永久歯も無理なく
生えることができる
などから、比較的歯のトラブルが少ないと思います
Beeの場合は、
生肉・生骨を引きちぎってたべるので
自然の歯磨き効果もあり
より一層キレイ♪
それに、
お家に迎えたときから
一番力を入れたトレーニングは、歯磨きかも・・
というのは
お空に旅立ったマロンに
本当につらい思いをさせてしまったから
マロンは、1.4kgのプードル
乳歯残存で、永久歯と重なって生えてしまった上
歯磨きも、ほとんどできず
歯石がびっちり付いてしまっていた
無知だった私は、
無麻酔歯石除去をお願いして
「歯石さえ取ってもらえたら大丈夫」
なんて思っていた
ところが、
歯石除去後に渡された画像を見て愕然・・・
歯石が取りきれなかったのは想定内
そんなことより、
マロンの舌と歯肉の色が!
明らかに鬱血してチアノーゼになっていた
*決して、歯石除去のセラピストさんを批判するのではありません
固定されて
私たちからも離されて
嫌いな口の中を触られて
本当にイヤで、怖かったったんだな・・と思ったら
本当に申し訳ないことをしてしまったと
強く後悔した
その後、いろいろなセミナーや
動物歯科医や獣医師のセミナーを受けると
歯石除去と歯周病ケアは、全く別の物だと学んで
より一層ショックだった
など、歯科医からの意見も
歯石さえとれば安心ではないと言われています
それよりも、
私は、マロンの真っ青になった舌を思い出すたびに
「絶対、同じことはしない」って思ってきました。
なんて偉そうなことを思っていたのに・・
先日のメイサの避妊手術の時に
「全身麻酔をかけるついでに
メイサの歯石があったら、キレイにしてください」
と歯石除去をお願いしたところ・・・
院長先生に
「それはやめたほうがいいね・
まだ若いメイサの歯は、歯のエナメル質もやわらかい
そのエナメル質を削って、ガリガリ歯石取りなんてやったら
せっかくのエナメル質が傷だらけになって
かえって、歯に汚れが付きやすくなる
メイサの歯は、全然きれいだから
このままの状態で、毎日歯ブラシ頑張った方が絶対いいよ
みんな、歯石さえ取ればいいって思っているけど
歯石を取ったからって、歯周病予防にはならないし
どんなにキレイにしてもらっても
歯ブラシで磨いて、それを維持しないと歯周病予防にはならないよ
まずは、歯ブラシ頑張ろうね」
そうきっぱり言われました・・
「はい、そのとうりでした」
そんなこともあり
最近は、ますます研究熱心になり(笑)
大型犬の大きな口用
歯磨き苦手な、超小型犬用の
歯磨きグッズや、方法の実験の日々・・・
これはBee用の歯ブラシセット
Beeは、とてもお利口に歯磨きさせるので
歯の大きさ、場所に合わせて
いろんな歯ブラシを使い分けます
こちらはメイサ用
メイサは、歯磨き苦手なので
これに加えて
歯磨き用不織布に、
マウスクリーナーや
ATRウォーターで作った歯磨きジェルをつけて
奥歯を磨いています
歯ブラシが苦手でも
メイサは指なら、磨かせてくれるので
クレイのグリーンモンモリオナイトで
磨いたりもしています♪
いろいろ研究して(笑)
市販品で人気のミルク味を、
蒸留で再現できたので
最近はこの、ミルク味のアートゥルウォーターで
美味しく歯磨きしてます♪
歯磨き苦手な
こちらの方には
魚肉ソーセージを蒸留してみたけど
どうだろうか・・・?
マロンは、結局
歯周病の歯を、数本抜歯してしまい
本当に可哀想なことをしてしまった
メイサの手術を受けた日も
病院では、何頭もわんちゃん、猫ちゃんが
歯周病処置の手術を受け
抜歯をしなくてはいけなくなっていた
もうね、
「歯磨き苦手ではすまされない」
急にできるようにはならないし
完璧にできるようにもならないかもしれない
でも、
たった1本でも
やってみることが大切だと思うのです
わんこ・にゃんこの
歯磨きの大切さ
多くに人に伝えたい・・
最後にツライ思いをするのは
動物たちだからね
emily