人とわんこの
ホームセラピストemilyです
本当に大変でした!に書いたように
母の怪我によって
突然介護の日々がやってきました
2週間を過ぎた頃から、
ようやく自分のペースがつかめてきて
そして母の怪我もどんどん回復して
ずいぶんと楽になりました・・
でも、そうなるまでが本当に大変でした
私の場合、体力的にというより
精神的にキツかった
利き手の右手首は肘関節まで、ギブス固定
恥骨2カ所のヒビは、サポーター固定のみなので
ちょっと動くだけで、とても痛いらしい
母は、我が家の2階を使っているのですが
2階にあがっていくと、どよーんと重い空気
「痛くて眠れなかった」とか言われてしまうと
私まで、気分が下がってしまって
ふたりして、どよーん・・・
ATR協会の
マスターアドバイザー介護への応用では、講義を担当しましたが
そのテキストに書いてあることを身をもって体感
講義前に、介護施設や病院、実際に介護をしている方に
インタビューをさせてもらったり、アドバイスをいただいたけれど・・
実際に、我が身にふりかかえると
本当にキツい!
*いつ終わるかわからない、先行きの不安
*本当に元気になるのか?
*いつも追われているような、圧迫感
*なかなか外出もできないため、閉塞感
*なんか、自分だけが押しつけられているような、不公平感
などなど、
書いていてがっかりするくらいなネガティブな感情オンパレード
自分では、ネガティブじゃないタイプだと思っていただけに
押し寄せる、この感情に自分でも驚いてしまった
そんな時に、天の助けのようにやってきてくれる人たちがいて
いろんな知恵を貸してくれたり
情報をくれたり、実際にいろいろ調べてくれたり
自分の中では思いつかなような
意見をくれたり・・
これは、友人が手配してくれた
ポータブルトイレ
(今は、電気便座がついているんですね〜)
普段はトイレまで付き添って
お部屋ですることはないけれど・・
私が長い時間留守にするときは
トイレが一番不安で。
そんな時のお守り代わりにと、手配してくれました
実際、このトイレを貸してもらったおかげで
私の外出も可能になり、鬱々としていた気分も
ずっと楽になってきました
外出先で、ちょっと介護売り場に寄ってみると
今まで全く目に入らなかった、便利グッズがたくさん!
これは、階段に敷くフエルトのようなもの
本来は、滑り止め用ではありませんが
これがあるだけで、足の滑りが全然違います!
メイサも、ちゃんとこの敷物の上を走っていきます(笑)
これは、スプーンとフォークミックスのようなもの
利き手が使えないので、左手でフォークを使っていたのが
これがあると、汁物やご飯も上手に食べられます♪
この他にも、
4点支柱になった杖や
足裏にゴムが付いている、滑り止め靴下
もちろん、ペットにも愛用している
介護用口腔ケアスポンジも手放せません!
今まで、何度も行っているホームセンターに
介護コーナーがあること自体、気づいてもいなかった・・
たぶんね、
知識はプロだったらいろいろわかるんだと思う
でも、実際に体験した苦しさや、困る気持ち、余裕のなさ
そういう、どうしようもない気持ちって
体験してみないとわからないんだと思った
それは、子育ての時も、わんこを育てているときも同じ
「うんうん、わかる。うちも同じよ。
うちもそうだったのよね」
そんなひと言で、救われたり、ホッとしたりするから
どんなことにも、
私より、いろんなことを学んで
いろんなことを教えてくれる人がいると思う
でも、私は
自分が体験して、感じたからこそわかることを
大切にしていき、伝えていきたい
子育ても、犬育ても、介護も
ネタはたくさんありますから(笑)
きっと、私にしか伝えられないことがあるはず
今月中に、母のことも落ち着きそうなので
11月に予定している大阪講座も、今から楽しみです
あと少し、介護生活頑張ります♪
emily