人とわんこの
ホームセラピストemilyです。
ペットを飼っている、
また,これから飼おうとしているかた
本気で考えて下さい!
先日
【いぬかい組】さん主催の
「ペットの防災対策講座」に参加しました。
自分では、まあまあ防災対策していたつもりでしたが
甘かったです。
現実はそんなに甘くないです!
NPO アナイス 動物と共に避難するの
平井さんは、前日まで熊本地震の震災ボランティア活動をされ
熊本のペットたちの現状もお話しくださいました
新潟、東日本、そして熊本地震と
いくつもの震災後に、
動物保護ボランティア活動をされてきた
平井さんの言葉に、
飼い主として、背筋が凍る思いでした。
大切なペットを守るのは
行政でも、ボランティアでもなく飼い主だけだということ
本当に、つらい思いをするのは
ペットたちです!
この講座を聴き、
さっそく私の住んでいる沼津市役所に問い合わせしてみました。
(危機管理課が担当になります)
愕然としたのが・・
ペットに対する備蓄はゼロ・・まったく備蓄なしです
当たり前といわれてしまうとそうなのですが・・
行政として、ペットの救援は考えていなく
飼い主が責任をもつのが前提
そして、同行避難が基本で考えてはいるが
同伴避難できるかどうかは、自主防災組織の判断しだいで
行政に権限はない
そもそも、同行避難できるから安心だわ~って思っている方
多いかもしれませんが・・
同行避難は、避難所に一緒に連れていっていいですよ・・
同行することが、OKであって
一緒に飼い主さんと避難所に入れる訳ではないのです
同行避難と同伴避難はちがいます!
同伴避難は、体育館や、教室などに
ペットを伴って避難できます
ただ、同伴避難できるかは、すべて自治会が組織する
自主防災組織が決定するので
「ペットはダメです」
そう言われたら、
ペットはどんなに小さな子でも、鳥でも、小動物でも
外のテントや、ケージのの中に収容されます。
ほとんどの避難所が、
同行避難が基本で考えられているそうです
ケージに入ることができない
飼い主から離れることができない
そんなペットのために
避難所ではなく
危険な自宅に帰ったり
車の中での生活をすることになってしまいます。
万が一、同伴避難可能であっても
超小型犬のメイサならまだしも
この顔と、40キロ近くなる大型犬というだけで
狭い避難所にはいられないでしょう・・
やはり、火災や家屋全壊しないかぎり
自宅で避難生活する準備をすることにします
ペットの防災対策の大前提は
「自己完結」
誰も助けてくれないし
自分が守るしかありません
どんなに小さな犬でも猫でも
動物は動物です
「うちの子は、大人しいから大丈夫」
「うちの子は、バッグのなかにも入っていられるから大丈夫」
甘いです
災害は、本当にぎりぎりの感情になり
追い詰められていきます
非常時に、
人命救助が優先になるのは当然です
だからこそ、
自分のペットの命を守るのが
飼い主の責任です
この記事を読んで下さった飼い主さん
ぜひ一度
自分の住んでいる地区の防災対策
確認してみてください。
具体的な、防災対策の備蓄 、対策などは
また記事にしたいと思います。
これから開催する
わたしの講座の中にも
この防災対策、入れていきます。
まずは、生きのびること
そして、どんな状況でも
生きていける環境をつくるのが
ペットを迎えた飼い主の責任です
そして、ペットに関わる仕事をしている私は
動物防災を伝えることも責任だと思っています。