県議会は二月定例会の最終日の十九日、本会議を開き、県議会基本条例案を全会一致で可決した。このほか二〇一二年度一般会計予算案など計七十二件も可決して閉会した。
県議会基本条例は、一〇年度末までに十六道府県議会が制定しており、群馬県議会は昨年六月から各派が検討会などで議論してきた。
同条例は全六章二十四条。議会活動の基本理念として、第三条で「県民に開かれた議会を実現する」、第四条で「県民意思の把握、調整等を図り、県政に適切に反映させる」と規定したほか第十二条で広聴や広報の充実を明文化した。
理念を具体化する仕組みとしては、議員十二人前後で構成する「基本条例推進委員会」の設置を規定。さらにこの委員会をチェックするため、有識者による調査・検証を行うとしている。
議事録の全文公開は県議会本会議についてはすでに行っているが今後は本会議の前に予備的に案件を審議する各委員会についても検討する。南波和憲議長は記者会見で「他県にない特徴がある誇れる条例になった」と胸を張った。
出典:東京新聞