今日12月5日の記念日
「国際ボランティアデー」 

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国際連合によって制定されたものであることから、日本だけで実施されている記念日ではなく世界で実施されている国際デーの一つです。
国際連合によるとこの日を「世界中の経済と社会開発の推進のため、ボランティア活動の貢献に対する認識を高め、社会のあらゆる層からより多くの人々が、国内外においてボランティア活動に参加できる機運を高める」ということを目的としています。
日本は寄付やボランティアに対する意識が高いとされていて、毎年多額のお金が寄付され、青年海外協力隊によるとボランティア活動が海外で行われています。
東日本大震災や熊本地震が発生した時も有志でボランティアや寄付をする人は多く、逆にたくさんのボランティアが現地に駆け付けることによって収拾がつかなくなるなどの事態も起きました。
現地の人に迷惑をかけないようにボランティアをする事は大切ですが、それほど他の人を思いやってボランティア活動をする意識の高さについては、同じ日本人として誇り高く思います。

リッドキララ

 

 【ボランティアの雑学】 

 ※とあるボランティア団体ではお互いをライオンと呼ぶ 


 世界には色々なボランティア団体が存在していますが、その中でも日本に少し不思議なボランティア団体があります。
社会奉仕団体である「ライオンズクラブ国際協会」では、メンバー間の名前を呼び合う時には苗字の前後に「ライオン」をつけて呼び合うそうです。
ライオンズクラブのメンバーの名前には「L.鈴木」「L.山田」など「L.」が付けられていて、これはライオンが省略されたもので、相手の名前を呼ぶ時には「山田ライオン」という呼び方をして、自分が名乗る場合には「ライオン鈴木」と名乗るのです。
ボランティア活動が終わった後には全員で円陣を組んで、ライオンのように咆哮を上げる儀式が行われることもあるそうで、少し不思議な団体です。
なぜこのような風習があるのかはわかりませんが、ボランティア活動をして社会に貢献しているのですから、とてもいい人たちだということはわかります。 


 ※ボランティアの語源 


 ボランティアという言葉の語源が存在していて、現在では「奉仕活動」という意味で使われていますが、もともとは「志願兵」という意味で使われていた言葉です。
ボランティアという言葉が使われるようになったのは、十字軍などの騎士団が活躍していた時代のことで、自らの意思で志願して兵隊となった人のことを「ボランティア」と呼んでいたことから、自らの意思で奉仕活動に参加することを、そう呼ぶようになりました。
この「ボランティア」という言葉自体の語源はラテン語の「ボランタス」だとされていて、「ボランタス」には「志願」や「意思」という意味があるそうです。
現在でも米軍などで志願兵のことを「ボランティア」と呼ぶことがあるそうです。