今日の記念日
「E.T.の日」
1982(昭和57)年12月4日に映画「E.T.」が日本で公開されたことが由来となっています。
「E.T.」はスティーブン・スピルバーグ監督によって撮影されたSF映画で、「Extra-Terrestrial」の略であり日本語では「地球外生命体」という意味となります。
その当時の「E.T.」の人気は凄まじく、なんと累計の観客は1000万人を突破していたそうで、1997年には「もののけ姫」によって最高配給収入記録が抜かれてしまいますが、それまでの15年間はずっと「E.T.」が最高配給収入記録を持っていました。
映画撮影に使われた費用は1000万ドルだったそうですが、アメリカでも大ヒットを記録したことから3億ドルという当時の映画史上最大の興行収入を記録していたそうです。
現在もスターウォーズなどのSF映画が人気になっていますが、いつの時代でもSF映画というものが愛されていますね。
【映画の雑学】
※E.T.に指を合わせるシーンは存在しない
映画「E.T.」といえば何を想像するのかというと、主人公の少年と宇宙人が指先を合わせている姿だと思います。
とても印象的であり「E.T.」との代名詞とも呼ばれるような姿となっていますが、実は映画「E.T.」の作中で少年と宇宙人が指先を合わせているシーンは存在していません。
本編の中では怪我をしてしまった主人公の少年を宇宙人が治してあげるシーンはありますが、お互いの存在を確認し合うような指を合わせるシーンは全く存在していません。
それではなぜここまで少年と宇宙人が指を合わせているイメージが強いのでしょうか。
それは、当時の「E.T.」の宣伝用ポスターの影響です。
映画が公開された当時に宣伝用ポスターに写されていたのが、少年と宇宙人が指を合わせるシーンで、爆発的な大ヒット映画であったことからたくさんのポスターが貼られることになり、その印象が強く残ることになりました。
※ジェイソンはチェーンソー一度も使っていない
ホラー映画「13日の金曜日」に登場するお馴染みの殺人鬼である「ジェイソン」ですが、神出鬼没で不死身の体を使ってどこまでも執拗に追いかけてくるのは恐怖です。
そんなジェイソンが使ってくる凶器といえば何を想像するでしょうか？
ジェイソンといえばホッケーマスクをかぶってその手にはチェーンソーを持っているイメージですが、実はジェイソンは一度もチェーンソーを手にしていません。
ジェイソンは劇中で多種多様の方法で人間を殺害しましたが、その武器はナタであったり斧であったり、時にはその強靭な肉体を武器にして攻撃をしていました。
そんなジェイソンがなぜチェーンソーを使うイメージになっているのかというと、別の映画「悪魔のいけにえ」に登場する殺人鬼と混同してしまっているからです。
「悪魔のいけにえ」の殺人鬼である「レザーフェイス」は劇中でチェーンソーを使って殺人を繰り返しています。
