「俺のこと、信じられるか」
そう聞いたさんまに、
二千翔は迷わず「信じる」と答えた。

そこから、想像を絶する
“父と子の奇跡”が始まった。

大竹しのぶの連れ子である二千翔は
幼い頃から重度の喘息に苦しみ
薬が手放せず入退院を繰り返していた。

そんなある日、激しい発作が起きた。
するとさんまは突如こう言った。
「薬を使うな。俺が気功で治す。」

実は数か月前、番組収録の中で
「自分には“気”の力がある」と感じたさんまは
それ以来、独自に気功を研究していたという。

その場にいた大竹の母は
「子どもの命を危険にさらす気か」
と激怒したが
さんまは真剣な表情で言い切った。
「一日だけ、俺に時間をくれ。」

強い薬を飲ませ続けることに
不安を抱いていた大竹しのぶも
最終的に「一日だけなら」とさんまを信じ
託す決断をした。

さんまは二千翔の前に正座し
喉にそっと手を当てて“気”を送り続けた。

汗だくになり、疲労困憊になりながらも
一睡もせず朝まで付き添った。
そして夜明け、奇跡が起こる。

二千翔の発作は完全に治まり
その後、喘息は再発しなかったのだ。

それは、深い愛と信頼が
生んだ父と息子の奇跡。

「信じる」というたった一言が
本当に“命”を救った瞬間だった。



 


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