今日12月1日は「手帳の日」です。
この時期が翌年分の新しい手帳を準備する時期であることが由来となっています。
この日には書店や文房具店などの手帳売り場でキャンペーンなどが開催されているそうです。
最近はスマートフォンやパソコンなどでスケジュール管理をすることが当たり前の時代となりました。
しかし、毎年お気に入りの手帳を買うのが楽しみとなっている人や、ビジネスマンとしては手帳を持っているのが当たり前だという人もいて、アナログな手帳にも根強い人気があります。
また、仕事中などのスマホを使えないような環境では、スケジュール管理をするために手帳がかなり重宝します。
自分で手帳に毎日色々なスケジュールを手書きしたり、また日記のようなものを書いてみたり、それを一年が終わったあとに見返してみるというのも楽しみで、なんでもデジタル化している今の世界では貴重なアナログの文化の一つです。
【文房具の雑学】
※ホッチキスの名前の由来
複数枚の書類をまとめて資料にする時にホッチキスは欠かせない文房具です。
最近ではプリンターが自動的にホッチキス止めをしてくれる機能がついていることが当たり前となってきたため、ホッチキスを使う機会が減ってます。
そんな「ホッチキス」という言葉は日本だけで使われているものであり、海外では通じません。
ホッチキスは英語では「ステープラー(staplar)」と呼ばれています。
なぜ日本だけ「ホッチキス」という独特な呼び方をしているかいうと、日本に「ホッチキス」が輸入された明治時代へと遡る必要があります。
当時、ホッチキスはイトーキ(当時の伊藤喜商店)がアメリカから輸入していたのですが、その時に輸入されたホッチキスが「E.Hホッチキス社」製のものだったからです。
ウィキペディアhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC
※三角定規に穴が空いている理由
学生の頃によく使っていた三角定規を少し思い出してみて下さい。
真ん中に穴が空いていて、そこに指を通してくるくる回して遊んでいた人も多いのではないでしょうか。
もちろんあの穴は指を入れて遊ぶ為にあるのではありません。
三角定規には穴を空けなければならない理由がきちんとあります。
もし穴が空いていなかったら、三角定規を紙に乗せた時に動かしにくいのです。
穴を空けることにより定規と紙が接する面積が減り摩擦が少なくなる為、三角定規もスムーズに動かすことができます。
また、三角定規はプラスチックで出来ている為、温度によっ伸縮してしまうことがあります。
それを穴を空けることによって、伸縮を調整しているのです。
正確さが問われる定規だからこそ、このような対策がしっかりと成されています。
