今日11月30日は「絵本の日」です。


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1986年に11月30日に日本発の近代絵本の考え方を示した本である瀬田貞二の「絵本論」の初版が発行されたことが由来となっています。
制定した「医療法人 元気が湧く」によるとこの日を「絵本の研究者、作家、出版社、書店、読者とともに絵本の魅力を伝え、絵本を通じて子供の感性を育てて、個人と社会を結び、その教育的、文化的、社会的な活動を広めていく」ということを目的にしています。
絵本は子供の頃には誰もが読んだことがあるのではないでしょうか。
幼稚園や保育園で絵本を読み聞かせてもらったり、または親に絵本の読み聞かせをしてもらうなどして、気に入った絵本は何度も飽きることなく読んでもらったり、お気に入りの一冊があったりします。
また、絵本は子供の感性を育てること以外にも、道徳や社会性などを学ぶ教材として欠かせないものです。
大人になってからも漫画などの影響を受ける人がいるように、子供も絵本から色々なことを学んで成長していきます。 


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 【絵本の雑学】


 ※絵本と童話の違い 


 日本語には「絵本」と「童話」という言葉がありますが、この二つの言葉にはあまり違いがないように感じますが、それでは「絵本」と「童話」にはどのような違いがあるのでしょうか。
「絵本」ですが、基本的に絵本は「絵」が中心となって物語が展開されていき、絵がメインとなっていて、短い文章が添えられていることが多く、絵だけを目で追っていってもストーリーが理解できるようになっています。
そして「童話」についてですが、童話は一般的に古くから言い伝えられてきたおとぎ話であったり、子供用に創作された物語となっています。
童話は絵本と違って絵が入っていないものでもストーリーが理解できるものとなっていて、文章のみで構成されたものであっても「童話」と呼ばれます。
絵本はイラストがメインとなっていて、童話は文章がメインとなっているものと考えればわかりやすいです。 


 ※シンデレラの意味は灰かぶり 


 おそらく誰もが知っている有名な童話といえば「シンデレラ」です。
絵本としてもシンデレラの人気は高く、子供のころに一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
そんな「シンデレラ」という名前にはどのような意味があるか知っていますか?
実はシンデレラの原題は「サンドリヨン」となっていて、その意味は直訳で「灰かぶり」という意味になります。
シンデレラのストーリーを思い浮かべてみればこの「灰かぶり」の意味がわかるかと思いますが、シンデレラは意地悪な義母や義妹に嫌がらせを受けて、家事などをすべて押し付けられていました。
冬には暖炉の火を絶やさないようにするためにいつも木をくべていたのですが、そのことからいつもシンデレラは灰で汚れていたため、原題が「灰かぶり」となりました。



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