今日11月26日は「いい風呂の日」です。

11月26日が「いい(11)ふろ(26)」という語呂合わせであることが由来となっています。
制定した日本浴用剤工業会によるとこの日を「入浴剤の効用と普及拡大をアピールする」ということを目的としています。
しかし、現在では浴槽にお湯を入れてゆっくりとお風呂に入るという人がかなり少なくなっています。
風呂は日本の古来から文化のため、せっかく家に風呂があるのにも関わらず風呂に入ってゆっくりと温まらないのはとてももったいない気がします。
風呂に入ることによって肉体疲労を取るという事は広く知られていますが、風呂に入るメリットはほかにも色々とあります。
例えば、寝る1時間前を目安として風呂に入ると、寝付きがよくなることと、眠ってからの睡眠も深くなって良質な睡眠が取れます。
ダイエットにも効果があって、お湯につかることによって代謝が上がって脂肪が燃焼されやすい身体を作る事も出来ます。

【風呂の雑学】
※風呂場では歌がうまく聞こえる理由
お風呂に入っている時に歌うといつもより、うまく聞こえる事から、お風呂で思わず歌ってしまうという人は多いのではないでしょうか。
そもそも、なぜお風呂場では普段よりも歌がうまく聞こえるのでしょうか。
理由はいくつかあるのですが、最も大きな理由の一つとしてあげられるのは「残響効果」です。
お風呂場はせまくて密室になっているため、声などを発すると壁や天井に音が反射されて、音がいつも以上に響いて聞こえるのです。
この残響の効果によってエコーがかかったようになって、歌が上手く聞こえています。
カラオケで「エコー」機能がありますが、歌が上手く聞こえるようになるのも同じ原理となります。
また、お風呂場では身体が暖まって筋肉がリラックスした状態となり、湿度が高く喉が潤うことから、歌うための最高のコンディションが作れることも理由の一つです。
※風呂に入って身体を動かすと更に熱くなる
熱すぎるお風呂をぬるくする方法として、かき混ぜてお湯の温度を下げます。
実際に温泉街などで湯もみが行われていますが、湯もみもかき混ぜることによって温泉の温度を下げています。
しかし、実はお風呂に入っている状態で身体を動かしてしまうと、逆にお湯を熱く感じてしまうって知っていましたか?
熱いお湯につかっている状態では、お湯を冷まそうとして身体を動かしているよりも、むしろ動かないでいる方が熱さを感じないのです。
これは、身体に接しているお湯の温度が、体温によって下げられているからで、お湯が40度だとすると、体温が36度である人間がお湯に入ることによって、当然ですがお湯の温度は冷やされます。
自分の肌のすぐ近くのお湯は温度が低くなっていますが、身体を動かすと温度の高いお湯に触れてしまうため、熱く感じてしまうのでした。


