「チャンスの掴み方」

書道家“武田双雲”氏の著書より「チャンスの掴み方」のお話です。 

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 当たり前ですが、本格的にサーフィンをしている人は波を読むのが上手いものです。

どんな波を待って、どんなタイミングで波に乗るか?あるいは、どんな海なら危険か?といったことを彼らは熟知しています。

人間関係にも「波」があります。

その場を読み、上手く乗るとよいのは同じだからです。

とはいえ、よく言われる、「チャンスは二度と来ないから決して逃がすな」といった考え方には、僕は違和感を持っています。

なぜ、みなさんはそんなに焦って波に乗ろうとするのでしょう?

なぜチャンスはもう来ないと思うのでしょう?

波は、来る日も来る日も、浜に打ち寄せます。

いい波、大きい波は、次々と来ます。

チャンスは無限に来ているのだから、逃がしてもいい。

目の前の波に乗っても乗らなくてもいい。

むやみに焦る必要はないし、自分のペースでチャレンジしていけばいい。

僕のサーフィンの師匠(コーチ)も、「武田さん、別にそんな焦って乗らなくていいですよ。どんどん波が来ていますから」とアドバイスをしてくれます。

「幸運の女神には後ろ髪がない」(通り過ぎてしまったら髪をつかむことができない)という言葉がありますが、女神はまたあなたのそばを通りますよ。

もうチャンスが来ないと感じるのは、チャンスを見る目が未熟か、波の見方を知らないか、大きな波ばかり待っているからでしょう。


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敏感すぎて傷つきやすいあなたへ 

 武田 双雲 著

PHP 


リッドキララ

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 波を乗るのが上手いのがプロのサーファーです。

僕も昔、少しだけサーフィンをしていたことがあるのですが、そのときに感じました。

上手い人は、波の見極めも上手いのですが、波に乗るときにドタバタと慌てることなくスマートに乗ります。

そして、素人の僕は一生懸命ずーっとパドリングをして波をとらえるのですが、上手い人はタイミングを逃さず一瞬で波に乗ります。

上手いサッカー選手も、面白い芸人さんも、似ている気がします。

ずーっと動き回っているのではなく、ずーっとしゃべりまくっているのではなく、その瞬間をとらえるのが上手いのです。

チャンスは常に巡ってきているのでしょう。

それに気づいている人は、何をすべきかが分かっています。

そう、

いつ良い波が来てもいいように、自分を磨いておくことです。

そして、

「幸運の女神には後ろ髪がない」と思えば、そういう現実に見えてしまいます。

「幸運の女神は後ろ髪もボウボウで何度でもやって来る」と思えば、そういう現実が見えてきます。

自分が意識して思考したものが現実となっていきます。

疑いもなく、「海賊王におれはなる!」と言っているアニメ「ワンピース」のルフィはきっといつか海賊王かそれに等しい人物になっているでしょう。

良い波は必ずやってきます。

その時に、乗れる自分でいたいですね♪ 


 ※魂が震える話より