今日11月15日の記念日
○生コンクリート記念日
全国生コンクリート工業組合連合会が制定。

1949年のこの日、生コンクリート(生コン)が日本で初めて市場に出荷された。
それまでは、工事現場でセメントなどの材料を混ぜてコンクリートを作る方法しかなかったが、工場で混ぜた生コンの状態で現場へ運ぶことにより、現場での作業負担が大幅に軽減された。
コンクリートの歴史は古く、ローマ人がヴェスビオス火山山麓にあった火山灰、石灰、砕石を混合したものが水中で硬化し、強度を増すことに気付き、橋、水道橋、伽藍など建築物や構造物、構築物を造っていたことに始まる。
ローマにある伽藍のドームは型枠すら使用されていた痕跡が確認されている。
ローマに現在も残るパンテオンは鉄筋を使用していないコンクリート建築としては世界最大級のコンクリート製ドームの墓であり、ローマン・コンクリートがむき出しの状態である。


