今日11月6日は「アパート記念日」だそうです。

なぜかというと、1910(明治43)年11月6日に東京都上野に日本初の木造アパートが完成したことが由来となっています。
このアパートは「上野倶楽部」という名称で、5階建て70室の木造アパートだったそうです。
それまで日本に「アパート」という言葉は存在していなくて、この「アパート」についても横文字である「apartment(アパートメント)」をもじって作った和製英語です。
現在は「賃貸物件」という意味合いで使われている「アパート」という言葉ですが、昔は分譲住宅についても「アパート」と呼ばれていました。
最近ではほとんど見かけることはなくなりましたが、かつては「下宿屋」といって個室だけを下宿人に提供するといったいわゆる「風呂なしアパート」というものも多く存在してました。
主に学生などが住んでいて、トイレや風呂、台所といった水まわりは下宿人が共同で使うような住み方であり、家賃の相場は安めでした。

【アパートの雑学】
※アパートとマンションの違いは何?
集合住宅の呼び方にはアパートやマンションといった呼び方があります。
一般的にはアパートの方が家賃が安めであり、マンションの方が家賃が高いイメージがありますが、アパートとマンションには一体どのような違いがあるのでしょうか。
アパートは基本的に木造やプレハブ造になっている事が多く、階数も1~3階建てでありそこまで大規模な集合住宅ではありません。
木造の物件が多い事から隣の住人の物音が聞こえやすかったり、エレベーターなどが設置されていなかったりしますが、その反面で家賃を安く済ませることが出来ます。
マンションは基本的に鉄筋コンクリート造となっており、地震や火事などの災害に強く、低い階数であれば4階ぐらいですが、高層マンションだと60階建てぐらいまである大規模な集合住宅となります。
アパートに比べて物音が少なく、玄関はオートロックなどが採用されていますが、設備が整っている分アパートよりも家賃が高くなる傾向があります。
※駅まで~~分は何メートルぐらい?
社会人や大学生になって一人暮らしをするとなると、当然ですが通勤通学するためには電車を使います。
そのため、アパートなどの賃貸物件を借りる時には「駅まで徒歩~~分」という条件を重要視している人も多く、駅に近ければ近いほど家賃も上がる傾向にあります。
この賃貸物件で見かける「駅まで徒歩~~分」って距離にするどどれぐらいの距離になるかを知っていますか?
実は「徒歩~~分」とは1分で80メートルと決められているそうです。
そのため、駅まで徒歩5分といえば400メートルという距離であることがわかります。
この1分で80メートルという距離は健康な女性がハイヒールで実際に歩いた平均的な速さをもとに算出されたもののようです。


