今日は11月3日「文化の日」です。 


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国民の祝日に関する法律の第2条によるとこの日を「自由と平和を愛し、文化をすすめる」事を趣旨とした日としています。
11月3日という日付については、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)に公布・施行された祝日法で「文化の日」と定められました。
「文化の日」が制定される以前も11月3日は「天長節」という明治天皇の誕生日で休日となっていました。
1927年(昭和2年)に改正された休日ニ関スル件でも11月3日を「明治節」としていて、こちらも明治天皇の誕生日が由来となってて、11月3日は元々は明治天皇の誕生日であることから、「文化の日」を「明治の日」に改称しようとする運動も起きているそうです。 


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 【日本文化の雑学】 


 ※実は歌舞伎が由来となっている言葉 


 日本の伝統芸能である歌舞伎ですが、歌舞伎の歴史は古く、実は普段から使っている言葉の中にも歌舞伎が由来となっている言葉もあります。
例えば「大詰(おおづめ)」という言葉ですが、これは歌舞伎が昔は2本立てで行われていて、1本目の時代劇が終わる時の場面を「大詰」と呼んだことが由来となっている言葉です。
他にも「修羅場」という言葉がありますが、これも歌舞伎が由来で、「修羅場」といえば「男女の痴情のもつれ」という意味で使われていますが、歌舞伎では合戦のシーンや男女の激しいやり取りを修羅場と呼んでいるため、これが由来となっています。
また「なあなあ」という言葉も歌舞伎が由来で、元々は内緒話をする時に使われていたもので、内緒話をする時には「なあ」と話しかけ、相手も「なあ」と答えることが由来となっています。


 ※茶道で茶碗を回す理由 


 茶道の作法の一つで有名なのは、お茶を出されたらお茶を飲む前に茶碗を回してから飲む作法です。
なんとなく作法なのでそれに従って行っているかもしれませんが、そもそもなぜお茶を飲む前に茶碗を回しているのか?
実は茶碗には正面となっている部分があって、正面には絵柄などが入っていて一番奇麗な面となっています。
茶道でお茶でお客さんをもてなす側は、この一番の見どころである正面の部分をお客さんへ向けて出すのが作法となっています。
つまり、茶碗を回さずにそのまま飲んでしまうと、一番奇麗で見どころのある正面の部分に口をつけて飲むことになってしまい、茶碗を回すのは正面の部分に口をつけて飲むのを避けるためで、その作法には客側の謙遜の意味が込められています。