フランシスコ・ザビエルの日本に関して述べた有名な言葉があります。


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この国の人々は今までに発見された
国民の中で最高であり、
日本人より優れている人々は
異教徒の間では見つけられない。 


 彼らは親しみやすく、
一般に善良で、悪意がない。 


 驚くほど名誉心の強い人々で、
他の何ものよりも名誉を重んじる。 


 大部分の人々は貧しいが、武士も、そういう人々も
貧しいことを不名誉とは思わない。


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 この評価をザビエルがしたのは、日本が日本文化を円熟させた江戸時代のことではありません。


 1549〜1552年というのは、日本は「戦国時代」です。


 1549年といえば、信長がまだ藤原信長と名乗り、徳川家康がまだ松平竹千代という名の少年だった時代です。


この年、竹千代は駿府の今川義元に人質として送られています。


 1550年といえば、前田利家が14歳で信長に仕えた年、信長の守役だった平手政秀が、うつけ者と呼ばれた信長を諌めるために切腹したのが、ザビエルが日本を去った翌年のことです。


 要するに、ザビエルの見た日本は、まさに戦国まっただ中の時代だったわけです。


 みなさんは「戦国時代」と聞くと、どのような時代を思い浮かべるでしょうか。


 おそらく学校で教わり、テレビや小説の時代劇で知った戦国時代は、戦国大名というイクサばかりやっている荒っぽい人たちが闊歩した時代で、部下が殿様を殺す(下克上)はあたりまえ、あらゆる権威が崩れ、次々と起こる戦に、田畑は荒され、野山は荒野となり、庶民は飢え、国は荒れ、巷には野武士集団が跋扈(ばっこ)して、庶民や農民から強盗や強姦を繰り返していた時代、そんなイメージを鮮烈に焼き付けられているのではないかと思います。 


 ところが、実際にその時代を、自分の足で歩き、見聞したザビエルは、その戦国期の日本を「この国の人々は今までに発見された国民の中で最高であり、日本人より優れている人々は異教徒の間では見つけられない」と述べているのです。


 そしてザビエルは、この文の中で明確に「異教徒」という言葉を用いています。 


 当ブログで何度もお話しましたように、この時代「異教徒」というのは蛮族です。


 映画に出て来るバンパイヤ(吸血鬼)や、リカント(狼男)と同様、当時の西洋人にとって「異教徒」は蛮族であり、人ではありません。


人の姿をした「獣」です。 


 ところがその「異教徒」の国である日本を、ザビエルは「いままで見た国の中で最高」と述べています。


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