★手のかからない子に手をかけて★ 


こどもちゃれんじ

 

 分娩台の上で産声を上げたときから赤ちゃんは泣き始めます 


そして、泣き続けます 


その声を聞きながら 


その場にいる誰もがみな「良かった、元気な赤ちゃんで」と泣き声に拍手を送ります 


 ではそのずっと泣き続ける赤ちゃんはいったい、いつ泣き止むのでしょうか 


 お母さんの胸に抱かれた瞬間にピタッと泣きやみます 


 赤ちゃんは不安いっぱいの世界に放りだされて唯一安心できる人を求めて泣きます 


 それがお母さんなのです 


 ひたすらお母さんを求めて泣き続ける赤ちゃんが何もしてもらえなかったらどうなるでしょう


 泣かなくなります 


 無視され続けると赤ちゃんは何も感じなくなります 


次第にあきらめて無表情になります


 「サイレントベビー」をご存知でしょうか 


 そんな泣かない赤ちゃんのことです 


 赤ちゃんは抱っこされる心地よさ


 誰かに愛され支えられる安心感を感じながら人として育っていきます


 一人では生きていけない 


「人」に必要な「信頼関係」を築くことを学んでいきます 


 そうして生きる力を身につけ 


よりその力を発揮していきます 


 お母さんが、少し抱っこすることに疲れたら 


誰かが代わってあげればいいんです 


 お父さんでもおばあちゃんでもそしてまた元気になったお母さんが抱っこすればいい 


 「泣くんです。ずっと泣くんです」と困ったように言うお母さんがいます 


 泣き続ける赤ちゃんに困らないでください 


 赤ちゃんにはそれしか方法がありません 


 抱っこしてほしいだけです


 抱っこして愛してくれる人がいることに気づいた赤ちゃんは 


愛を知りながら大きくなります 


 そんな赤ちゃんはきっとお母さんを困らせなくなると私は信じています 


 「これからも赤ちゃんはいっぱい泣くよずーっと泣くよお母さんが泣きたくなるぐらい泣くよでもそれはお母さんお母さんって泣くんよだから『なんで泣くの』って思わないで抱っこしてあげてね」


 私はお母さんの胸に最初に赤ちゃんを抱かせたときに言います 


 「手のかからない子」にこそ手をかけてほしい


 泣かないわがままも言わない子をいい子だと思わないでください 


 いつの間にか子どもたちは声を立てずに泣くようになります 


 人知れずお母さんにも分からないように 


声を殺して泣きます 


 それが成長の証です 


 そんな日が、きっとやってくるのです 


 声を出して泣けるうちはたくさん泣かせてあげてください 


 お母さんの胸で思いっきり泣くわが子をほめて


 抱きしめてください 


 お母さんが大好きな子どもたちです 



 出典:ここ 食卓から始まる生教育


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無視され続けると泣かなくなってしまう赤ちゃんがいることを初めて知りました。


 お母さんにだっこしてもらうために泣いてる赤ちゃんを愛情込めてほめてやることが大切なんですね。





 

 


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