生後3週間で百日咳にかかり、心臓が停止する。しかし、母親の必死の心臓マッサージにより生き返る。


9歳、両親が離婚。


10歳、祖父のもとへ。


12歳、バレリーナになる。そのころ、戦争で親戚が銃殺される。兄弟も強制収容所へ。食料はなく、植物の球根を食べて飢えをしのぐ日々。彼女は栄養失調で、貧血、呼吸困難、内臓疾患に。


16歳、看護婦になる。戦争が終結。無一文からの再出発。


19歳、映画やテレビの端役の仕事を始める。


21歳、準主役になる。 


リッドキララ

 

23歳、映画の主役になる。タイトルは、『ローマの休日 』。その作品でアカデミー主演女優賞を獲得。彼女の名は、オードリー・ヘップバーン。彼女は教えてくれる。


 「愛は行動なのよ。 言葉だけではだめなの。 言葉だけで済んだことなど 一度だってなかったわ。 私たちには生まれたときから 愛する力が備わっている」


 彼女の美しさは心の美しさ、人を愛する力からにじみ出ているものだった。愛は与えるもの。人生を言えてのしに残るのは与えたものである。





 

タカミスキンピール