「感動する気持ちを抑え込んではいけない。」

年齢に比して若々しく見える人というのは、若々しい考え方をしている人です。
たとえば映画を観ても本を読んでも、感動する気持ちは変わらないものです。
しかし多くの人は、もういい年なんだから感動して涙を流すのは恥ずかしいと思ってしまう。
それは自らの老いに拍車をかけているのと同じこと。
感動を味わった時には、大いに涙を流すことです。
面白いと思ったならば、大声で笑うことです。
感動する気持ちを抑え込んではいけません。
押さえ込むことばかりを繰り返していたら、やがて本当に感動しなくなってきます。
脳が感動しないことに居着いてしまいます。そういう状態を「老い」と言うのです。
※出典「感動する脳」茂木 健一郎 著 PHP研究所
