現在父の作品は、小中学校や高校の教科書、副読本に多数収録されています。
ですから、相田みつを美術館には、修学旅行の中学生や、宿題のレポートを書くための高校生がよく来てくれるのです。
※現在、美術館は閉館中

ある時女子高生のこんな感想文をみました。
「親にこういうことを言われるとカチンと来て反発するけれど、 みつをちゃんに言われるとなるほどなあ、って思う」
私は苦笑してしまったのですが、ある意味で父の作品の秘密に迫る鋭い指摘でした。
この「本気」も、親からいわれたらどうなのでしょうか。
やはり、この書体でこの言葉遣いだから、なるほどなあということになるのではないでしょうか。
相田一人(相田みつをの長男)
