山﨑拓巳氏の心に響く言葉より…


リッドキララ


以前、野生のイルカと泳ぐ、ドルフィンスイムの達人から聞いた話を思い出しました。 


はじめて泳ぐ人は、何がなんだかわからずイルカと遭遇し、大いに楽しみます。 


二回目の方は楽しさを知っていますから「イルカよ!来て!」と強く思うわけです。 


その「一緒に泳ごう! また楽しませて」という気持ちは人間のエゴです。


そういった人間のエゴが伝わると、イルカはけっして近づいてこないんです。 


それでは、どうするかと言えば、「こんな泳ぎ方しておもしろいッ!」とか「下から上を見るとすごくきれいッ!」というふうに、自己完結した喜びの中に入るのです。


誰かに与えられる喜びではなく、自分で自分自身を楽しませる。 


そうやって遊んでいると、イルカは「なんだ? なんだ?」とやってくるらしいのです。 


求めてしまうと、近づいて来ないけど、求めないで遊んでいると、「一緒に遊ぼう」という感じで近づいてくるのです。


この「イルカの法則」を、はじめてのフライフィッシングのときに、自然と使っていたのかもしれません。 


「魚よ、来い来い」ということを強く思うのではなく、「竿を振っているだけでも楽しいなぁ」と思っていると、魚がやってくるのではないかという仮説です。 


魚に逃げられても、楽しい。 


釣れなくても、楽しい。 


こうやって自然の中にいるだけでも、楽しい。 


魚を釣りたいという目標(目指すこと)はあるのですが、絶対に釣ってやるという執着(執着すること)は手放しました。 


それが良かったのか、見事3匹も釣ることができました。


魚さん、ありがとうございました。 


自分の生き方としても、「目指すこと」と「執着すること」の違いを理解しておかないといけません。 


自分がどうありたいと「目指す」のはいいけれど、「執着を持ち始める」と生き方の選択肢を間違ってしまいます。 


執着をなくした努力! 


快楽すら感じるチャレンジ!



『世界一やさしい 成功法則』知的生き方文庫https://amzn.to/3IvaJSx


【アクティビティジャパン】遊び・体験・レジャーの予約サイト

 

夢や目標というのは、ある意味「自分の欲望」や「エゴ」だともいえる。


だからこそ、人はその夢や目標達成しても満足せず、「もっともっと」と求め続けてしまう。


その結果、人生の途中経過を楽しまず、ゴールだけを追いかけてしまう。


でも、人生は旅でいうならその道中を楽しむもの。


夢や目標はあってもいいが、それに執着してしまうと不機嫌になり、苦しくなる。


むしろ、夢や目標は、本当はなくてもいいかもしれない。


目標主義者は、夢が手に入ったら楽しいが、そうでなければ楽しくない、だから、達成するまでは耐える、我慢する、となる。


結果、道中を楽しめない。


しかし、大事なのは、「今、この瞬間をどう楽しむか」。


楽しんでいる人には、まわりに人が自然と集まってくる。


反対に、つらそうな人のところには人は寄ってこない。


たとえば、商店街の後継ぎ問題も同じ。


両親が楽しそうにお店を営んでいなければ、子どもが「後を継ぎたい」と思うはずがないからだ。


親が仕事中、深刻な顔して、不機嫌で、辛いオーラを出して、まわりに愚痴ばかり言っていたら、子どもは絶対に寄りつかない。


楽しくない努力やガンバリは続かない。


「ガンバルより楽しむ!」という言葉を胸に刻みたい。


 ■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪http://www.facebook.com/hitonokokoro