
高い山に登ると息が苦しくなる。
酸素が薄いために激しい頭痛や吐き気、眩暈(めまい)に襲われる。
高山病の症状を経験して山を降りてきた人達は例外なくこう思うそうです。
「ああ、普通に呼吸できることが こんなにも幸せなことだったとは」
日本人の99%は「足りないものを手に入れることに幸せを感じる」そうです。
つまり、焦点が常に、足りないものに目がいくようにいつのまにか教育されてきたのだそうです。
では残りの1%の人はどんな人たちなのか。
大病をした人。
災難にまきこまれた人。
子供が病気をもって生まれてきた人。
障害者になってしまった人、など。
この1%の人たちは、普通であることが既にどれだけ幸せか知っている。
たんたんと過ぎ去っていく日々がどれだけ幸せか、それを知っている人達です。
1%の人たちはふつうの日常がどれだけ恵まれているのかに気づいている。
捻挫した人は普通に歩けることがどれだけ幸せなことか知る。
不幸と思われる現象を通して、私達は、実はすでに恵まれていたんだということに気づく。
そうなんです。
私達はもうすでに幸せなのです。
それに気付かないだけなのです。
目が見えることの幸せ、耳が聞こえることの幸せ、普通に歩けることの幸せ、不自由なく体を動かせることの幸せ、愛する家族が傍にいてくれることの幸せ、数え切れないほどの幸せに私達はつつまれているのです。
今生きていることに感謝です。
※思わず涙する感動秘話より
