「神様へお願いするときのポイント」のお話です。

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 Q 神社などで神様にお願いをする時は過去形が良い、と言われました。 


 たとえば、「健康になったことを感謝します」「宝くじが当たったことを感謝します」など、願いがすでに叶った後であるかのように願うほうが良い、と。 


 ウソをついているような気がしますが・・・。


 A 過去形で祈るのは良いことです。 


 心にしっかり確立できた願いは、自動的に形になりやすい=叶いやすいからです。 


 この場合は、「祈り」というよりは、「意宣り(いのり)」で、「心に願いをしっかり定着させましたので、もう大丈夫です!」と宣言していることになります。 


 とはいえ、そこまで信念の強い方はあまりいないでしょう。 


 過去形で祈りながら、「なんだか、ウソっぽいなあ」と半信半疑になってしまう人が大半でしょう。 


 そうすると、その願いは叶いません。 


 「こんなのウソじゃないか」という「本音」の想いのほうが形となるからです。 


 ジョセフ・マーフィーさん(1898年~1981年。


潜在意識の法則の提唱者)やエミール・クーエさん(1857年~1926年。自己暗示法の創始者)は、“過去形は抵抗観念を誘発する場合が多いから、進行形(ing形)で祈るほうがいい”といったアドバイスをしています。 


 たとえば、「ドンドン健康になっていっています、ありがとうございます」という具合です。


 宝くじのほうは、進行形にはしにくいお願いですね。 


 そうした場合は「ドンドン経済的に豊かになっていっています、ありがとうございます」と祈りましょう。 


 クーエさんは、こうした「自己暗示法」で、個別の願いを叶えるよう指導しておられましたが、「副作用もある」と気づかれ、晩年には、「一般暗示」という方法で祈るように指導されていたそうです。 


 それは、「これから毎日、あらゆる面で、いっそう良くなっていきます」と、抽象的に祈る方法です。 


 神様にも、「神様のおかげで、毎日あらゆる面で、いっそう良くなっていきつつあります。ありがとうございます」と祈るのはおすすめです。 


 開運!まいにち神様 

立花大敬 著KADOKAWA 


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 「神様のおかげで、毎日あらゆる面で、いっそう良くなっていきつつあります。

ありがとうございます」 


 この言葉は実際にメモして神社に行った時や、寝る前の静かな時間、朝起きた一日の始まりに、心の中で唱えたら良いですね。 


 強い願望は、目標が高ければ高いほど「無理かもしれない」という本音も出やすいので、心から「いける!」と思える時にしか潜在意識の力は発動しないでしょう。 


 では、どうしたら「いける!」と思えるかというと、毎日そのことについて考えて、努力して、続けて、はじめて「いける!」と心から思えるのです。 


 毎日「祈る」ということが、自分の願望を忘れないための手段にもなります。 


 ほとんどの人が、いろんなことを願って、でもいろんな願ったことを忘れる。 


 子どもの頃願ったことも、18歳のときに願ったことも、去年願ったことも、ほとんど忘れているでしょ? 


 だから、毎日祈るだけで近づくのも納得です。


 「自然寛解」(しぜんかんかい)という言葉があります。 


 これは、病気の症状が何の治療もしないのに、理由もわからないまま消えてしまったような状態の事です。 


 そして、アメリカでこんなアンケート調査が行われました。 


 ガンの「自然寛解」を経験した患者50人に、「なぜ回復したと思うか」と聞いたのです。 


 その結果は驚くべきものでした。 


 一番多かった答えは「祈る事」。 


 複数アンケートで、


・祈り68%


・瞑想や運動64%


・ウオーキング52%


・音楽50%


という数字が報告されたようです。 


 祈る事に大きな効果があるという結果となりました。 


 そしてこれは何も、病気だけのお話ではないように思います。 


 何かについて祈るということは、常にそのことを考えて、意識していなければ祈ることはできません。 


 流れ星に願い事を3回言うと叶うという話も、常にその願い事を思っていなければとっさに言葉に出来ません。 


 また、自分以外の誰かや何かに対して祈るときは、神様からの応援がいつも以上にあるようです。 


 祈りの力は絶大ですね♪


 ※魂がふるえる話より



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