福を呼べる人は、もともとラッキーなのではなく、「幸福を呼びやすい行動」を積み重ねている人だと私は思うのです。

と言っても、それは財布を黄色にしましょうとか、ベッドはどこに置きましょうとか、風水のような話ではありません。
秘訣は、毎日の「ちょっと」の積み重ね。
習慣の見直しです。
では具体的に、何が違うのでしょうか?
鏡で、今の自分の顔を見てみてください。
みなさんの表情は、楽しそうでしょうか?
つまらなそうでしょうか?
よく笑う人のところには、必ず良いことが起こります。
「笑う門には福来たる」という言葉がありますが、この門というのは、「家」や「家族」をあらわす言葉だそうで、笑い声があふれる家には、自然に幸運が訪れる、という意味なのだそうです。
これは本当にそのとおりで、笑顔はすべての基本。
やさしい雰囲気、明るい雰囲気が出てきて、人がたくさん寄ってきて、思いがけない幸運やご縁に出会いやすくなります。
なぜなら、世の中は、人間同士のつながりでできているからです。
誰にでも親子関係があって、友人関係があって、仕事では上司、同僚、部下、お得意先という関係があって、私たちはそこに生きています。
思いもよらない偶然や、意外なところから訪れる人生の転機、それは人と人との関わり合いの中から生まれるのです。
だから、自然と人を惹きつけるような行動を取ること、「あの人のことを応援したいなぁ」「助けたいなぁ」と思われるような習慣を重ねていくことが、福を呼ぶことの第一条件です。
笑う人には福来たる
高橋恵 著文響社
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日本の格言に「笑い栄ゆ」というものもあります。
「笑いあるところに栄えがある。笑顔や笑いは、夫婦円満・家庭円満をもたらし、また商売繁盛をもたらす」という意味です。
多くの著名人や、各界に大きな影響を与えた中村天風さんは、こんな言葉をのこしています。
「怒ることがあるから怒るんだ、悲しむことがあるから悲しむんだ、ということじゃ、人生に幸福なんてきやしないぜ」
あのダイアナ妃は笑顔を作る練習を日々行っていたそうです。
アンジェリーナ・ジョリーも、なんとなくやる気が出ない日は、早起きして近所の公園をニコニコと笑いながら散歩することがあると。
オードリー・ヘプバーンも「この世で一番すてきなことは、笑うこと」と言い、特に「誰かと一緒に笑うことは、魔法の力を持っている」と語っています。
笑顔は、人間にしか出来ない神様から与えられたプレゼント。
そして笑顔には、「私はあなたを受け入れます」という積極的な「受容」のメッセージを発信する効果もあるのです。
逆に言うと、しかめっ面で機嫌が悪そうな人は、「あなたを受け入れません、認めません」という「拒否」のメッセージを知ってか知らずかのうちに送っていることになります。
自分が「拒否」のメッセージを送っているのに、相手から笑顔(受容)のメッセージが送られることは、よほど相手がマザー・テレサのような聖人でない限りまずありません。
もちろん、仕事を頼まれることもないでしょうし、パーティーに誘われることも、相談されることも、もちろん好かれることも、可能性としてはかなり低いでしょう。
だから、「笑顔」は福の神を呼び込み、「不機嫌」は貧乏神を呼び込むのです。
そりゃいろいろあるけど、笑顔はお金も掛からず、今すぐ出来て、誰にだって出来ることだから、下を向きたいときほど笑顔でいよう!ってね♪
人生を笑顔で満たしていきたいですね(^^♪
※魂がふるえる話より
