小林正観さんの心に響く言葉より…


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人間の体を動かす指令系統は「か・が・み」の三種。


一番目は、運命を司る「河(か)」。


二番目は、好き嫌いの感情を司る「我(が)」。


三番目は、体を司る「身(み)」。


「我」から生じる悩み・苦しみをなくすと「かみ」になる。


人間の体を動かす指令系統には「かがみ」の法則があります。


「河」というのは「流れてくるもの」のことです。


「宇宙の示唆」として「あれをやりなさい」「これをやりなさい」という天命が運ばれてきます。


これを「運命」と言い換えてもいいでしょう。


「我」というのは、自分の好き嫌いのことです。


「あれをやりたい」「これをやりたい」という人間の感情です。


「身」というのは、自分の体のことです。


暑いときに汗をかいたり、怒ると血圧が上がったりするように、自分の体には指令が出ています。


ですから、毎日「つらい」と言っている人は、「それならば死んでしまいましょう」と体が壊れていくようです。


人間の悩みや苦しみは、ほとんどが「好き嫌い」の「我」から生じている気がします。


これは「河」と「身」に挟まれたサンドイッチのような状態にありますが、もし「我」がなかったら、人は「河」である宇宙の声に素直に従い、「身」である自分の体が素直に喜ぶような方向で生きられるのではないでしょうか。


「我」をとってしまえば、残ったものは「か」「み」で「神」になります。


この言葉の構造はとてもおもしろいものです。



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小林正観さんは「河(か)」についてこう語っている。


自分の希望を振りまわして、希望通りのものを探すのではなくて、なんでもいいから、とりあえず一生懸命やるぞという生き方を選ぶことです。


この風と流れに逆らわずに生きていく、ということ。


これを私は、「風流な人」と名づけました。


つまり、風が吹いているか、川が流れているか、ということです。


これはおまかせの人生です。


それで道が開けます。


宇宙や神は、目の前にいつも楽しい人生を提示してくれています。


しかしそれを個人の好き嫌いで左右すると、そういう提示を止めてしまいます。


「せっかくいい出来事を示してあげているのに、自分の好き嫌いで選ぶんだなぁ。乗っかってこないのだなぁ。だったら、教えてあげるのをやめよう」

ということになるみたいです。

(豊かな心で豊かな暮らし/廣済堂出版)より


我々は、学校でも家庭でも、風と流れに逆らって生きるように教わってきた。


それが、「自分の思いを持って、それを実現させなさい」「目標に向かって努力しなさい」という価値観だ。


だから、思いや目標を持たないという生き方には抵抗を感じる。


風と流れにまかせた、おまかせの人生がなかなかできない。


「我」があるからだ。


まさに、健康なときや、元気でバリバリやっているときの状態だ。


しかし、ひとたび病気になったり、年を重ね身体が動かなくなったときに、このことがよくわかる。


思いを持たないとは、「ああ、そうきましたか」と受け入れる生き方。


すべての現象を「ありがたい」と素直に感謝できる生き方。


「かがみの法則」を胸に刻みたい。


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