
1日にいくつもの予定を入れ、夜はプライベートな友人と会うことに時間を使い、空いた時間に本を読んでいる。
それは、日ごろの運動習慣によって、フットワークが軽くなり、普通の人なら「億劫」「面倒」と感じて臆することにも、次々と挑戦していく。
その結果、時間密度を何倍にも高め、生産性高めることに成功しているのでしょう。
運動のために時間を確保すれば、一見忙しさを助長しかねないはずでしたが、その逆で、運動すればするほど全体のスケジュールのタスク実行率は実は上がっているのです。
この因果関係に対して、脳科学の分野で明らかになってきています。
運動をすることによって、気分の高揚、認知反応の改善が見られ、身体的機能向上のみならず、脳の覚醒レベルも上昇していくからなのです。
うつ病の改善にも効果があるといわれています。
運動をすれば脳機能の強化により、気分が上がる。
気分が上がれば、物事を実行するのが苦にならなくなり、より多くのタスクを実行できるようになる。
実行結果が自信となり(脳の快感情による学習反復性)、実行サイクルが高速回転し出す。
運動をしたほうが、単に健康にいいだけでなく、仕事の作業効率までもスムーズになり、一石二鳥でおいしいのです。
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※「3年以内に成功する男、消える男」松尾知枝 著 フォレスト出版
魂が震える話より
