
中世のヨーロッパ。
大きな修道院を建築していました。
この修道院は完成までに100年掛かるといわれています。
そこに、3人のレンガを積んでいる職人がいました。
一人の職人に、何をしているのか尋ねました。
すると
「見ればわかるでしょうレンガを積んでいるんですよ。こんな仕事はもうこりごりだ。」と怒った口調で答えました。
二人目の職人に同じことを尋ねるとと答えました。
「レンガを積んで壁を作っています。この仕事は大変ですが、賃金が良いのでここで働いています。」 三人目の職人にも同じことを尋ねると、彼はこう答えました。
「私は修道院を造るためにレンガを積んでいます。この修道院は多くの信者の心のよりどころとなるでしょう。私はこの仕事に就けて幸せです。」
イソップ 「三人のレンガ職人」
※すべての人が幸せになる魔法の言葉たちより
