斎藤一人さんの心に響く言葉より…


よく「足るを知る」って言うだろ。 


おしなべて、ここにいるみんなは、オレと比べたら年下だ。


キミたちは今時分から「足る」を知っちゃ、ゼッタイ、ダメなんだよ。


もっと出世欲をもって働くの。


なぜかって。


「若い」ということは、いろんなものが足りないんだよ。


知恵も足りなきゃ、金も足りない。


まだまだ経験積まなきゃならないし、貫禄もない。


なにもかも、ぜんぶ、足りないんだよ。 


それで、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言うけどアレはな、いいかい、ちゃんと覚えとくんだゾ。 


実ればたれる稲穂実ってから、たれてるんだよ。 


わかるかい? 


みんな、まだ、たれちゃダメなんだよ。


まだまだ、これから実ってくるんだよ。

 

頭をピーンと上に向けてな、上に、上に、ってあがってくの。


そしたら、そのうち、時期がくると実ってくるから。


そうすると、ほっといても自然に、たれてくるものなんだよ。


実ってもないのにたれてるヤツは、根腐れでも起こしてるの。


根っこが腐ってる。


若いうちから腐ってちゃイケないよ。


まだ「足る」を知るほど、キミらは、実ってないんだから、そのアタマ、あげなよ、って。


胸張って、肩でこう風切って歩くんだよ。 


自慢じゃないけどな。


一人さんだって、いまだに「足る」を知らないんだゾ (笑)。


商品でも本でも、もっともっと喜ばれるものを提供したいの。


みんなにしあわせになってもらいたい。


もっと魅力的な人間になって、もっともっと女性にモテたいしな(笑)。 


だから、富士山にはてっぺんはあるけど、オレの人生にてっぺんはない。 


ともかくな、オレたち、たれてちゃダメなんだよ。 


まだ天に向かって、「上だ、上だ」って伸びていく、そういう時期なんだよな。 


わかるかい?



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「足るを知る」とは、老子の言葉だ。 

「足るを知る者は富む」といわれ、自分の身のまわりにある、モノやお金、家や経歴などに不平、不満を言わず、満足することで、感謝の念が生まれ、結果として富む、ということ。他人をうらやんだり、比較したりしてはいけないということでもある。


しかし、足るを知ると言っても、「発憤(はっぷん)」する気持ちまでなくなってしまってはいけない。


「憤(ふん)の一字は、これ進学の機関なり」(言志四録/佐藤一斎)という言葉がある。


発憤するということは、学問をする上で最も必要なことであるという意味だ。


発憤とは、「なにくそ、負けてたまるか」という気概や闘志のこと。


他者に勝つのではなく、自分の気持ちに喝を入れ、鼓舞する言葉。


学問だけでなく、事業を興したり、人生に危機が訪れたようなとき、この「発憤」が必要となる。 


「発憤」がなければ、自身を磨くことも、向上することもできない。  


もっと、魅力的な人間になるため…「発憤」が必要だ。


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