【嫁のアイスを食べたら激怒された】


タカミスキンピール

 

嫁のアイスを勝手に食った俺。


それが出勤時に発覚。


普段から気が強い嫁の怒りは半端ではなく、悔し涙を浮かべて謝罪要求。 


 嫁「謝って!」 

 俺「そんな怒らなくても・・・もう出かけるし・・・」 

 嫁「いいから!マジで謝りなさいよ!」 

 俺「悪かったよ、会社帰りに買ってくるから」


背中で返事をしつつ、会社へ。


仕事中、嫁からメール。


件名:最近・・・(怒りマーク) 

本文:調子に乗るのもいい加減にしなさいよ(怒りマーク) 


 一応、絵文字なしで「ごめんなさい」と返信したが反応なし。 


定時であがる。 


会社帰りに嫁が好きなアイス数個と花束を買って帰る。


普段より早い帰宅。 


嫁は俺を出迎えもせずリビングでテレビを見てる。 


 嫁「ご飯の前に何か言うことあるんじゃないの!?」 


視線はテレビのままでソファの背もたれ越しに声を寄越す嫁。 


 俺「いつも俺のために一生懸命な(嫁)にひどいことをしてしまった。

俺が本当に悪かった。

アイスを買って来たので許してください」 


アイスの入った袋を嫁の横に置く。 


 嫁はしばらく黙っていたが、やがて
「はじめからそう言いなさいよ!ほんと素直じゃない!」


振り返る嫁。 


俺に向けた嫁の視線を遮るように俺は花束を差し出す。 


 俺「いつもありがとう。(嫁)を心から愛してる」 


 早口で、素っ頓狂な声だった。 


花束越しに見えた嫁の表情は呆然としており、一瞬の間をおいて俺の胸部に激痛が走った。 


嫁は俺の胸に頭突きをするような格好でしがみついて激しく泣きだした。 


嫁「急になんなのよ!・・・びっくりするじゃない!」 


 俺「驚かせてごめん・・・。でも・・・」 


 嫁「こんなことされて嬉しくなんか・・・!」


泣いていて話にならなかったので、しばらくそのまま抱き合ってた。 


嫁は落ち着くと、嬉々として夕飯を作り始めた。 


鼻歌まじりでかなり上機嫌。 


当初は俺に食わせる飯など用意していなかったようだが、心変わりしたらしい。 


ちなみにその晩は、甘えまくられて、もげた。


 ※フェイスブックページより




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