筑波大学名誉教授、村上和雄氏の心に響く言葉より…


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いつだったか、ソニーの創業者・井深大(まさる)氏がまだご健在だったころに、氏とお会いする機会を得た私は、かねてよりの疑問、すなわち、小さな町工場を、あのような世界的企業に育てた秘密は何だったのかと、投げかけてみたことがあります。


その答えは、あっさりとシンプルこのうえないものでした。


「いま考えてみると、玄人(くろうと)じゃなかったことがよかったんです。

テープレコーダーも、トランジスタも、もし理屈がわかっていたら、恐ろしくてできなかった。

あとで知って、ワーッ、よくも向こう見ずにこんなことをやったものだと思いました」


そのとき、私は頭の中で「なるほど」と膝をたたきました。


というのも、遺伝子オンの働き方には、じつは「余分なことは知らない」ことが一番だからです。


知識や経験は、ヒトという種の優れた学習能力のたまものであり、生きるうえで非常に大切なものです。


この学習能力によって培われる知識・経験のおかげで、人は、絶対とは言わないまでも同じ失敗を避けることができ、技術を進歩させていけるのです。


そのことは疑うべくもありません。


しかし、その一方で、知識や経験がある人ほど、新しい物事に否定的になりがちだというのも、また疑いようのない事実です。


つまり、前に知ったこと、経験したことから先入観を抱き、新しいことに保守的になってしまうのです。


その点、余計なことを知らない人というのは、ある種、純粋で思い切りのいいところがあります。


よく、世間知らずな人ほど、いざというときに怖いもの知らずの行動に出ると言いますが、それも、そもそも怖いものをあまり知らないからできることなのです。


知らないからこそ踏み出せた一歩が、当初は予想だにしなかったような大きな成果を生むことも、たくさんあります。


知識・経験の乏しさは、むしろ武器であると構えて、新しい思いつきにチャレンジしていけば、新たな道が開けるに違いありません。



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行徳哲男師はこう語る。


(「感奮語録」より)


『現代人は考えすぎる。

しかし、考えて解決する問題など皆無である。問題を解決するには行動するしかない。

考えることは行動にブレーキをかける。

考えるから行動しない。

行動渋滞が起きる。

行動しなければ証は何も得られない。』


まさに、何か新しいことを始めるとき、ああでもないこうでもないと、起こりえるあらゆることを想定して、微に入り細に入り、計画すればするほど、行動は起こせなくなる。


考えれば考えるほど、行動しない理由がどんどん増えていく。


頭の中でシミュレーションを重ねるほど、リスクは肥大化し、否定的になるからだ。


そして、「もっと調べよう」とどんどん行動は先延ばしになる。


だからこそ、考えすぎずに、一歩踏み出すこと。


飛んでみることだ。


行徳哲男師はそれを「大胆、不用意」という。


事前にいくら用意をしても、準備をしても、うまくいかないときは、うまくいかない。


それが、ある意味での「開き直り」の精神。


そのときは、そのとき、と開き直る。


いくつになっても、素人の気持ちを忘れないこと。


「玄人じゃなかったことがよかった」という言葉を胸に刻みたい。


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