今日の歴史の一幕 


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685年9月10日伊勢神宮で20年ごとに社殿を新しくする「式年遷宮の制」が定められる。

(新暦10月13日) 


記録によれば神宮式年遷宮は、飛鳥時代の天武天皇が定め、持統天皇4年(690年)に第1回が行われました。 


その後、戦国時代の120年以上に及ぶ中断や幾度かの延期などはあったものの、平成5年(1993年)の第61回式年遷宮まで、およそ1300年間行われている伝統行事です。 


平成17年から第62回式年遷宮の各行事が進行中で、同25年(2013年)には正遷宮(神体の渡御)。 


この建築用材として使用されるのがヒノキです。 


ヒノキは日本と台湾に分布している針葉樹で、建材として日本で高い評価を受けています。 


式年遷宮に使用されるヒノキを伐りだす山を御杣山(おそまやま)といい、これだけ長い歴史を持つ行事を支えてきただけに、幾度もの用材枯渇の危機に見舞われてきました。 


このような危機に対して、御杣山そのものの移転が行われたり(現在は木曾谷)、計画的なヒノキの植樹、あるいは植林事業が行われています。 


ヒノキが遷宮用材として使えるようになるまでには約200年以上かかるともいわれるため、御杣山やその候補地でのヒノキ植林計画は数百年先を見据えた遠大な事業となっています。 


御杣山やヒノキを育む長い作業が1300年以上続く伝統を支えているのです。




 

 


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