【友達に伝えたい心得】

男の子の「おもしろそう」という好奇心を刺激すれば、男の子は自分でやり出します。
たとえば、本を全然読まない子が本を読むようにするのも同じです。
「本を読みなさい。毎日読みなさい」と言われても、子どもはなかなか言うことは聞きません。
とくに、男の子はそうです。
でも、その本の内容を楽しそうに紹介してくれる大人のもとでは、自然と男の子も本を読むのが好きになっていきます。
「これ、おもしろい本だよ」と言われ、読んでもらって気に入れば、その本を自分で読みたいと言い出します。
その本がシリーズ物であれば、自分で本を借りてきて、そのシリーズを全部読んでしまいます。
他のことでもそうです。
「これ、おもしろいなあ」と大人が楽しそうにやっていることには、男の子はもう興味津々で、自分もやりたがります。
女の子にとっては面倒なこと、たとえばプラモデル作りとか機械いじりでも、いったんはまると、とことんやり続けます。
学校の授業でも同じです。
女の子なら椅子にきちんと腰掛けて真面目に聞けても、男の子には退屈な話が続くと、すぐに注意散漫、落ち着きがなくなります。
でも、授業が「おもしろそう」であったり、また本当に「おもしろい」ものであれば、気を散らしっぱなしの男の子でも、ものすごく集中するのです。
つまり「○○しなさい」というアプローチよりも、「これ、おもしろいなあ」というアプローチに意識を変える、と、男の子はやる気をだすようになります。
そして、自主性が育っていきます。
★今日のプラスアップ★
「○○しなさい」から「おもしろいなあ」に変える。(^.^)



