「相田みつをの『日めくりカレンダー』に学ぶ。」  志賀内泰弘 


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 ギブ・アンド・ギブは見返りを期待しない心。


 「○○してやったのに」と言う心は自分が苦しいだけで幸せにはつながらない。 


 ごくごく親しい友人・知人のみを対象にミニコミ誌を発行してます。 


 発行部数はわずか200部、勿論商売じゃないからタダです。 


 手前味噌な話ですが作家でコンサルタントの中島孝志さんが著書で紹介していただいたり、新聞にも掲載され「知る人ぞ知る」存在になっています。 


 あるとき、異業種交流会で知り合ったAさんから、「面白いって噂だから、是非僕も読みたいなあ」とお便りをいただきました。 


 結構大変な手間仕事であり、郵送料など金銭的にも限界が来てました。 


 そろそろ発行部数を打ち止めにしようと思ってた矢先のことです。 


 でも、正直嬉しかった。 


 「読みたい」と言う人に読んでもらえるのが一番です。 


 早速、「感想くださいね」と一筆箋を同封してお送りしました。 


 ところがです。


 待てど暮らせど返事がきません。 


 今度こそと次号も次々号も力を込めて書きましたが返事がないのです。 


 もしや届いていないのではと心配になりましたが「転居先不明」で返ってくるわけでもありません。 


 何ヶ月かしてある勉強会でそのAさんと席が向かい合わせになったのに、ついに話を切り出せませんでした。(気が弱いのです) 


 その内号を重ねて2年が経ち、半ば意地になってきて、「返事待ってます」とメッセージを入れるようにもなりました。 


 そんなある日のこと、異業種交流会バブクラブ主宰の近藤昌平さんにこのことを愚痴っぽく漏らしてしまいました。 


 すると翌々日大封筒で便りが届きました。 


 開封すると相田みつをさんの「日めくりカレンダー」が入ってました。 


 添えられた手紙には、ただ一言「このカレンダーの21日のところを読んでみてください」とあり、早速ページをめくりました。 


 あんなにしてやったのに

「のに」がつくと

ぐちになる

ドキッとして、青ざめて、冷や汗が出て目からウロコがぽろりと落ちました。


あせあせ

穴があったら入りたかった。 


 これ以来、手紙を書くとき、返事を一切期待しないように心がけるようになりました。 


 ずっと気持ちが楽になりました。 


 手紙だけではありません。 


 一事が万事。 


 見返りを期待する行為は、結局自分が苦しいだけです。 


 この日から、我が家の食卓には一年中21日のカレンダーがかかってます。






 

 


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