俺が地元から失踪した時、西成で助けてくれたホームレスのおっちゃん。

あの人が居たから今の俺がいる。
久々に思い出したし今度恩返しに行こう。
あの頃、お金も底をつき、
動く体力も気力も無くなってブルーシートの上でただ死ぬのを待ってた俺に
「若いのにこんなとこで何してんだ。」
って声掛けてくれて2週間ほどビジネスホテル貸しきってくれて、
こんな身寄りのない俺を養ってくれた。
で最後おっちゃんもお金尽きて
「甲斐性なしですまんな。」
ってラストの5千円握らしてくれて
「いいか。このお金で誰か 心あたりある人がおれば(養ってもらえるという意味)そこに行きなさい。お前が今いる場所は人間の墓場みたいな所や。お前にはおっちゃんと違って若さという可能性がある。この街に二度と帰ってきたらあかんぞ。精一杯やっておいで。でもどうしても、どうしても挫けそうになった時は、またあの日出会った所で会おう。ワシも一日に一回は見に行くようにするから。。」
て、駅のホームまで見送ってくれた。
あの人が居なかったら今の自分はここには居なかった。
それだけは間違いなく言える。
-----------------------------------------------------
あの時あの人に出会えなかったら
どうなっていただろう。
私たちが誰かと出会い、
助け合いながら生きていることを
気づかせてくれる話です。
※みんなの感動秘話より



