「笑う」ことには、気持ちを楽観的にしてくれる効果があります。

とくに厳しい状況に見舞われて、ともすると悲観的な感情で心が乱れそうになった時には、意識して笑うことを心がけるほうがいいでしょう。
笑うことで気持ちが落ちつき、平常心で物事を考えられるようになります。
次のようなエピソードがあります。
第二次世界大戦の際、イギリスのロンドンは一時期、ナチスの激しい空襲に見舞われました。
当時のイギリスの首相は、チャーチルでした。
チャーチルは内閣のメンバーを呼び出して、対処策を相談することにしました。
集まってきた内閣のメンバーは、みな悲観的な顔をしています。
そんなメンバーたちの様子を見て、まずチャーチルは
「そんな悲観的な顔をしていたら、いい案が浮かばないぞ。
こんな厳しい状況の時こそ、笑いたまえ」
と述べたといいます。
そしてチャーチル自身が率先して、みなを笑わせるような冗談を言ったといいます。
その後、イギリスは反転攻撃に出て、ナチスに勝利することになりました。
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「平常心のコツ」
植西聰 著
自由国民社より
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いつも機嫌が悪そうな人のまわりには、驚くほど人が集まりません。
いつもご機嫌な人のまわりには、たくさん人が集まります。
いつも他人の批判ばかりしている人と、
いつも他人を喜ばせている人。
暗い雰囲気のお店と、
明るい雰囲気のお店。
前者と後者のどちらが好きですか?
おそらく、ほとんどの人が後者に魅力を感じると思います。
明るく振る舞うとか、喜ばせるとか、ご機嫌でいるって、意識してそう務めないとそうなりません。
笑顔や笑いやご機嫌は、自ら発信していきたいものです。
すると、自分のまわりは間違いなく明るくなりますよね♪
だれかが明るくしてくれる訳ではありません。
答えはいつも、我(われ)にあります。
中村天風さんはこう言いました。
「終始一貫、笑顔でとおすようにしてごらん。
不運な人、体の弱い人は、ひとしお、笑いに努力するんだ。
笑うにつれて、人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから…」
今日も一日、笑いましょう♪
とことん笑っていきましょう(*^_^*)
※魂が震える話より



