『日本人の凄い正体がわかりました』
村長
「ショーゲンこの世が滅亡する時ってどういう時だと思う?」
・・・ 「この世が滅亡する時というのは、日本人が虫の音が聞こえなくなった時」
「だから日本人であるあなたに日本人としてのプライドを取り戻してね」
「何故、虫の音がメロディとして心地よく聞こえてるのかというその意味をちゃんと理解してね、腹に落とし込んでね」
「ショーゲンね、この世は物質的豊かさの未来をみんなが追い求めた」
「その結果どんなことが起きたか、もうわかってるでしょ」
「自然破壊、環境汚染からくる精神と肉体の乖離、分離からくるうつ病気になる人とか自殺をしてしまう人とかが多くなってしまったでしょ」
「これが物質的未来を求めた未来にあったものだった」
「これからは心の豊かさを求めないといけないんだよ」
「そこで一番必要となってくるのはあなたたち日本人だ」
「虫の音がメロディとして聞こえる
会話として聞こえる、心地よく聞こえる」
「それがどれほど素晴らしいことなのか!」
「どれだけ今まであなたのご先祖さんが
自然と調和して共存して自然を大切にして生きてきたのかということを理解してほしい」
「日本人というのはそもそも、自然との向き合い方、共存するにはどうしたらいいのか?」
「みんなで仲良く暮らしていくにはどうしたらいいのか?」
「その本質をちゃんとわかっていた人たち、知っていた人たちだからね、ちゃんと理解してね」
「全世界の人たちのために理解してね」
「そしてみんなを精神的豊かさの未来に連れていってね」
「虫のしらせってどうことか知ってるか?」
「裸足で地面に立って両手を広げて目を閉じて五感を研ぎ澄まして自然からのメッセージをキャッチする行為」
「そのものを虫のしらせと言うと」
「日本人はいいよなぁ、目を閉じただけで五感を研ぎ澄ませただけで虫と自然と繋がってメッセージをキャッチできるもんな」
「俺らも日本人になりたかったわ」
「日本人が虫の音が聞こえなくなった時にこの世から自然と繋がれる人がいなくなる」
「だからお願いね、虫の音が心地よく聞こえるということが、どれだけ素晴らしいことなのかということを思い出してね」
「そして日本人のプライドを取り戻してね」
「あなたたち日本人の中には、争いがなかった時代、縄文時代の方のDNAが今だにまだ受け継がれて、流れてるでしょ」
「血の中に流れる記憶を思い出してね」
「体の中に流れる、血の中に流れる記憶を思い出してね」
「日本人って素晴らしいだよ」
『今日、誰のために生きる?』
(ひすいこたろう✕SHOGEN)より抜粋。







