『二人の門出のために』

相田みつを 


ブライダルネット


どんな話でも

どんな悩みでも

だれか差別なく

「ふうん、そうか、それは大変だろうな・・・・・」 


 「さぞ苦しかったろうなあ・・・・・」


 「痛かったろう・・・・・こんなになって・・・・・」

と、相手の立場になりきって

親身に聞いてくれる人 


それが観音さまです 


自分のことはいつもあとまわし 


常に他人の幸せを願って生きている人 


人のために人のためにと 


ただ黙って動いている人 


それが観音さまです 


だから観音さまのまわりには 


人がいっぱい集まるんです 


浅草の観音さまのように 


夏は涼しい部屋に 


冬はあったかいストーブのまわりに 


人は自然に集まるものです 


そこが一番居心地がいいからです 


居心地が良いところには人は落着きます 


落着くから心が安らぎます 


人の心に落着きと安らぎを与えるもの 


それが観音さまです 


家庭(いえ)は人間のやすらぐところ 


やすらぎのある家には 


必ず聞き上手の

観音さまがいるものです 


夏は涼しく

冬はあったかい 


こころのくばられている家 


それが観音さまのいる家です 


どうか二人でお互いに 


落着きとやすらぎのある

家庭を作って下さい 


夏は涼しく冬はあったかい 


観音さまのこころで 


平和な家庭を作ってください





 

 

 

 


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